東日本大震災、福島第一原発事故から13年が経とうとしています。
フクシマを忘れない3.11かすや上映会実行委員会では、毎年3月にサンレイクかすや(福岡県粕屋町)で震災や原発に関する映画の上映会を行っています。今年は、会場の都合で2月18日の開催となりましたが、糟屋郡内外より100名以上の方にご参加いただきました。
映画「国民の選択」では、原子力発電所存続の国民投票を前にした、原発のある町に住む家族が、原発の是非について、勉強しながら向き合っていくというものでした。日本の電力供給源、エネルギー資源の問題、原子力発電の構造など、多くのことを学ぶことができ、また、これから学んでいくきっかけとなる素晴らしい映画でした。
映画の後には、後藤富和弁護士による講演会「気候変動と脱原発~再生可能エネルギーの可能性~」も実施されました。原子力発電に頼らずとも電力供給は賄えること、電力が余っていることなど、わかりやすく、かつ、面白くお話ししていただきました。参加者の方との白熱したディスカッションも行われ、大盛況でした。
来年も上映会を開催いたします。詳細は決まり次第、ご案内させていただきますので、ぜひぜひご参加ください!
本上映会に準備段階からご協力いただいた皆様、また、後援・協賛を賜りました糟屋郡の各自治体・教育委員会、団体の皆様に心よりお礼申し上げます。
弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)