ブログ開設早々、更新が滞っておりました。申し訳ありません(T_T)
弁護士の小出です。
さて、先日は、運営委員をつとめるNPO法人九州アドボカシーセンターで、久保井摂弁護士(九州合同法律事務所)を講師にお迎えし「〜医療事故患者側代理人の仕事の魅力〜医療事故の被害・求められる解決とは」という講演会を開催しました。
NPO法人九州アドボカシーセンターは、法科大学院(ロースクール)の発足と同時に設立された団体で、九州の法律事務所からの財政支援と協力を得て地域で活躍する法曹を養成することを目的に活動しています。
こちらの講演会は、学生さんに弁護士という職業の魅力を伝えようと、実務の第一線で活躍してきた弁護士を講師に招き、定期的に行っているものです。
久保井弁護士からは、医療事故問題になぜ取り組むようになったのかというお話から、患者側代理人として取り組まれた2つの事件をもとに医療過誤事件の難しさ、患者(患者のご遺族)が何を求めているのかという点についてまで、とても貴重なお話をいただきました。
久保井弁護士の依頼者との向き合い方や、カルテの見方など私たち弁護士にとっても、改めて勉強になることばかりでした。。
講演会には、法学部生や法科大学院生、司法修習予定者の方に、参加いただきましたが、皆さん、それぞれ学びや気付きがあったようでした。
終了後の懇親会で、久保井弁護士が、患者の利益を代表する立場にある弁護士だからこそ、患者から話していただけることがあり、それを聞くことができるのが弁護士の魅力とおっしゃいましたが、今回の講演会ではそのこともよく伝わったのではないかなと思いました。
久保井先生、貴重なご講演をありがとうございました。
講演会には、学生さんのみならず、どなたでもご参加いただけますので、興味がある方はぜひ次回ご参加下さい!!ホームページ等でご案内いたします。