2/15、当法人が支援する九州北部豪雨朝倉被災者を支える会が主催する「九州北部豪雨災害を忘れない~もう3年、まだ3年~」が開催されました。このシンポジウムには250名以上の方にご参加いただき、とても有意義な企画となりました。
リレートークでは、豪雨災害の怖さ、生活基盤を失った大変さや苦悩など経験した方にしかわからない思いを聞くことができました。
仙台弁護士会の宇都弁護士の基調講演・パネルディスカッションでは、それぞれの立場で復興を支援されてきた方々から朝倉の復興への思いや今後求められることなどをお話しいただきました。
その中でも、私は宇都弁護士がおっしゃっていた「災害ケースマネジメント」「情報の共有」という言葉に深く感銘を受けました。私も、微力ながら被災者の生活再建のお手伝いをさせていただいてきましたが、やはり、本当に困っている方々と繋がり、支援できていないことにやるせなさを感じてきましたので、今後は行政と民間が協働して被災者支援を行うシステムづくりができればと考えています。
また、当日私はバタバタしていましたが、隙を見つけて物販スペースで蕎麦の実を買いました。白米に混ぜて炊くだけでもいいとのことで買ったのですが、私含め家族全員気に入っています。
この度の企画は、広く地域の皆様に豪雨災害について改めて考えていただける場を設けられればと思い開催しましたが、それだけでなく、私自身にとっても今後の糧になるものになったと感じております。
最後になりますが、今回の企画にご協力いただきました方々、ご参加いただいた方々に深くお礼申し上げます。
弁護士 坂口裕亮(朝倉オフィス)