新年を迎え、少し気になることがある。
先日、ある病院の窓口に下記のような掲示があった。
「当病院はマイナンバーカードを健康保険証の代わりに利用できるシステム等の対応ができていませんので従来どおり被保険者証の呈示をお願いします。」
政府(総務省、厚労省、デジタル庁)が一体となって、マイナンバーカードをあらゆる分野に普及しようとしていることはこの事実からも伺える。
多くの反対があるにもかかわらず、何のために毎年何千億円もの予算を投じてこの「事業」をすすめるのか、全く異常としか言いようがない。
テレビ等、マスコミを使ってのくり返しの宣伝も、私からみれば狂気の沙汰である。
「異常」や「狂気」が日常化すれば戦争に向けた一歩となるのではと警鐘を鳴らしたい。
社会保険労務士 木下淑文(本部オフィス、福岡市東区)