2024年10月5日、カトリック大名町教会にて、ドキュメンタリー映画『決断』上映会と『決断』を制作された安孫子亘監督をお招きしてのトークイベントが開催されました。
『決断』は、東日本大震災・福島第一原発事故により平和な日常を奪われ、わずかな情報を頼りに、家族や自分自身の身を守る「決断」をした10家族のドキュメンタリーです。
監督は、原発問題と命がけで戦った元福島県知事佐藤栄佐久氏を追った「知事抹殺の真実」を制作した安孫子亘さんです。九州訴訟の原告の中にも母子避難を決断されたご家族がいます。
決断を迫られた人々に何が起きたのか、今何が起きているのか、その真実を知ることができる作品でした。
上映会後のトークイベントでは、安子孫亘監督、森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)、金本友孝さん(福島原発事故被害救済九州訴訟原告団代表)を中心に、原発事故で一変した人生の中でそれぞれが今なお懸命に生活している様や映画や避難者、原発事故被災者が真実を語ることの重要性についてのお話を伺いました。
弁護士 坂口裕亮