今週初めより佐賀県、長崎県、福岡県を中心に長時間にわたって降り続いた梅雨末期のような大雨が、各地に被害をもたらしています。
被災地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早く、通常の生活に戻れるよう、願っております。
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九州北部豪雨 お見舞い申し上げます
樋口元裁判官講演会、今週土曜日開催です
すでに本ホームページでもお知らせしておりました
「大飯原発差し止め判決を下した樋口元裁判官講演会」、今週土曜日の開催です。ぜひお越しください。
日時:2019年8月31日(土)
14:00~16:15(13:30開場)
会場:福岡県弁護士会館大ホール(福岡市中央区六本松4-2-5)
福岡市営地下鉄「六本松」1番出口、西鉄バス「六本松」から徒歩3分
参加費:500円
内容:講演「あの判決にこめた私の考えと思い」
講師 樋口 英明 氏(元福井地方裁判所裁判官、2017年定年退官)
主催:8.31樋口英明さん講演会実行委員会
連絡先:青柳行信(原発とめよう!九電本店前ひろば 080-6420-6211)
東島浩幸(佐賀中央法律事務所 0952-25-3121)
平和のための戦争展ふくおか2019
当ホームページでも事前にご案内しておりましたが、8/16~18にアクロス福岡(福岡市中央区)で開催されていた「平和のための戦争展ふくおか2019」に行ってきました。
この戦争展は「平和のための戦争展ふくおかを成功させる会」の主催で、個人・団体の賛同募金によって運営されており、今年で25回目とのことでした。
今年は、「NO WAR! YES PEACE!! 4K=憲法・核・基地・基本的人権=を考える」をテーマに、各コーナーで戦争の悲惨を伝える写真展示やビデオ上映などとともに、憲法前文を掲示して、憲法の成り立ちと憲法がもたらしたもの、憲法改正とはどういうことか、改憲、加憲などの内容を説明したパネルなどが展示されていました。
また、会場内では平和団体、婦人団体、医師、弁護士など、各団体の平和への取り組みなども紹介されていました。
印象的だったのは、会場内に子供たちの笑顔を撮った写真が数多く展示されていることでした。この子供たちの笑顔が戦争により悲しい顔となることのないようにしたいものです。
粕屋オフィス事務局
かすやブラスふぇす~かすや地域の情報から〜
8/11午後、サンレイクかすや(糟屋郡粕屋町)の大ホールで開催された「かすやブラスふぇすin summer2019」へ行ってきました。
当日は、粕屋町内の中学2校と糟屋郡内の高校2校、かすや地域を拠点に活動している社会人オーケストラなど、計7団体による単独演奏、合同演奏が行われました。
中学、高校は夏のコンクール(地区大会)が終了し3年生にとっては卒部の時期を迎えており、これを最後の参加と位置づけている学校、1.2年生の新編成で参加している学校と様々でした。
中学2校の演奏曲は、先のコンクール課題曲でしかも同一曲、凱旋による競演となりましたが、いずれも完成度の高い演奏でした。日程の都合等でコンクールに足を運べなかった方々にとっては地元での演奏は何よりで、真夏にひとときの癒しとなりました。
最後の全ての団体による合同演奏にいたっては、大人数による大演奏、大音量となり、会場も一体となって盛り上がり、「シエナ」の演奏会場と見間違えるほどの迫力でした。
猛暑の中、練習を積み重ねコンクール、今回の演奏会へと参加された奏者の皆さんと、この日のために準備を重ねて来られた運営スタッフの皆さんに感謝です。
粕屋オフィス事務局
めざせ!未来の八村塁を
「感動は無限大 南部九州高校総体2019」(インターハイ)が開催中です。
「響かせろ 我らの魂 南の空へ」をスローガンに、7/24から鹿児島、熊本、宮崎、沖縄の各県で各競技の熱戦が繰り広げられています。
私が高校生の頃は都道府県ごとの持ち回り開催でしたが、2004年から地域開催となっており、前回の九州での開催は2013年の北部九州大会(大分、福岡ほか)ですので、6年ぶりの九州での開催となります。
8/1~2の2日間、家族とともに鹿児島・薩摩川内市で開催されたバスケットボールを観戦してきました。ちなみに薩摩川内市は鹿児島県内ではバスケの聖地。
インターハイ観戦は前回大分での開催以来なので、鹿児島開催が決まってからこの日をずっと楽しみにしていました。
前日7/31までに男女ともにベスト4が決定しており、8/1は準決勝の男女各2試合、8/2は男女決勝。
会場は、男子日本代表のワールドカップ(8/31~)出場決定、そして八村塁選手のNBA入りのニュースなど人気がさらに高まったこともあり、連日多くの観戦者が詰めかけており、準決勝、決勝も満員、立ち見で溢れかえる状況でした。
男子は地元開催の鹿児島2チームは敗退したものの、福岡県代表の福岡第一高校は決勝まで進出、貫禄の優勝でした。決勝では福岡第一の河村選手のワンプレー毎にどよめきが起こるほど、見応えのある試合でした。今大会の出場選手の中から、将来、八村塁選手のような選手が現れることを楽しみにしています。
高校野球も始まりこちらも気になるところ、南九州の各県ではまだ他の競技も開催中です。夏休みを利用して観戦に行かれてみたらいかがでしょうか。
粕屋オフィス事務局
すべての方に寄り添ったリーガルサービスを~職員研修より~
当法人では、定期的に全オフィスの職員が参加しての研修を実施しています。
今回は、宗像オフィスの小出真実弁護士を講師に、「障がい者の権利擁護と弁護士業務」をテーマとして、障がい者の支援機関としての弁護士のあり方、果たすべき役割等について研修、議論しました。
本人のお金の管理が出来なくなったなどの成年後見制度に関することや、障がいがあることで人としての権利を侵害されたこと(お店で入店拒否された、宿泊拒否された、障害年金を自分のために使えないなど)など、様々な状況がありますが、弁護士は、これらの権利擁護に関する相談を受けたり、代理人として活動していますので、お困りの際はどんなことでもご相談ください。
粕屋オフィス事務局
粕屋オフィス開設披露について(御礼)
昨7/31の粕屋オフィス開設披露に際しましては、御多忙にもかかわらず、地元の方々、また遠方からお越しいただきありがとうございます。
粕屋の様々なお話しなどを聴くこともでき、また、事務所運営などのアドバイスもいただき、大変貴重なお時間をいただくことができました。
所員一同、少しずつではありますが、糟屋郡地域の方々のお力になれるよう精進してまいりますので、今後とも御指導、御鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
粕屋オフィス
本日7/31、粕屋オフィスへのお越しをお待ちしております
本年6/17に当法人粕屋オフィスを開設して以来、1か月が経過しました。開設に際しましては、御指導、御支援を賜り誠にありがとうございます。
少しずつではありますが、地域の方々にも事務所の名前を覚えていただき、相談に足を運んでいただき、粕屋の地に根ざしたリーガルサービスが提供出来るよう日々を大切に過ごしているところです。
さて、本日、日頃よりお世話になっております皆様に感謝の意を表し、小さなオフィスではありますがご案内をいたしたく、御多忙とは存じますが下記の時間帯で御都合の良い時間にお越しいただければ幸いです。
粕屋オフィス
記
<粕屋オフィス 開設披露>
7/31(水) 14~18時
*軽食をご用意しております。
*駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングを御利用いただくか、公共交通機関でお越しください。
弁護士 甫守一樹です。
今般、県外からの登録換えにより、当弁護士法人奔流に参画することになりました。
聞くところによると、我が甫守(ほもり)姓は、近代以前より、現在の福岡県糸島市の一部地域にあり、父も母も、生粋の福岡人です。ところが、父がいわゆる転勤族であったため、私はこれまで福岡に住んだことはなく、仙台出身の妻と結婚してからは、ロースクール、修習、弁護士登録とも、宮城県仙台市にて経験し、その後故あって東京で弁護士をしておりました。
福岡に終の住処を構えた両親が年々衰えていくのを見るにつけ、近いうちに福岡に戻らなければと考えておりました。この度、奔流の皆さんに温かく迎え入れていただいて福岡に腰を落ち着けられることとなり、大変嬉しく思います。
今後とも、ご依頼者・ご相談者の方々から丁寧にお話をお聞きし、最善の解決策をご提案しつつ、お気持ちに寄り添うことができる弁護士を目指して、謙虚さを忘れず励んで参る所存です。同時に、少しでもこの社会をよくして次の世代へ繋いでいくことができるよう、私にできることを模索し続けて参りたいと考えております。
皆様には、末永くご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
弁護士 甫守一樹(本部オフィス)
ハンセン病家族訴訟勝訴判決
6月28日、熊本地方裁判所が、ハンセン病の病歴者家族561名が原告となって国を相手に損害賠償などを求めた訴訟において、ハンセン病隔離政策が病歴者本人のみならず家族らに対しても違法な人権侵害であったことを認める判決を言い渡しました。
私も弁護団の一人として、原告やたくさんの支援者の方と一緒にこの判決の言い渡しに立ち合いました。
この判決は、厚生大臣及び国会議員の責任を認めただけではなく、らい予防法廃止後にも厚生及び厚生労働大臣、法務大臣、文部及び文部科学大臣に対し、家族に対する差別偏見を除去すべき義務に反した責任を認めた画期的なものです。
また、裁判所は、家族たちが差別を受ける地位に置かれ、また家族関係の形成を阻害されたとして、憲法13条の保障する人格権侵害及び憲法24条の保障する夫婦婚姻生活の自由の侵害により家族たちに共通する損害が発生したことを認めました。
家族の方の被害は多様で、一部原告の方の賠償や、生涯にわたって大きな影響を受けられた方に対し十分な賠償額は認められなかったため「全面勝訴判決」とはいえませんでしたが、原告本人尋問や原告の意見陳述が裁判所を動かしたのだと感じました。
幼少期に父が入所した後、父が亡くなるまで離れて生活し、周囲の目を気にして結婚式にも呼べず、頻繁に会うこともできなかったという原告さんは、ラジオで判決の一報を聞いて涙が止まらなかった、亡くなった母にも聞かせたかった、とおっしゃり私も胸がいっぱいになりました。
今後は、国に控訴断念を迫り、差別・偏見の解消や家族関係の回復に向けた施策の協議の開始を求めていきます。ぜひ関心を持っていただき、ご支援をいただければと思います。
弁護士 小出 真実(宗像オフィス)