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挨拶

新年のご挨拶(本部オフィス)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

福岡・佐賀県内の少規模事務所などを中心に40年以上前から交流会が開催されてきましたが、2019年の島原での開催以降、コロナ禍のため延期されていました。その交流会を昨年11月、当法人が幹事となりようやく開催することが出来ました。参加した法律事務所は10、参加人数は各法律事務所の職員、家族も含めて60人と盛況でした。

開催地は、筑後川沿いにある原鶴温泉(福岡県朝倉市杷木)でしたが、この地を選んだのは、2017年の九州北部豪雨被害から5年経った被災地の現状をできるだけ多くの方に見ていただきたい、復興を支援したいなどの思いからでした。

レクレーションとして、小石原探索コース(東峰村小石原)と果物狩りコース(朝倉市杷木)に分かれて、小石原では、ろくろ体験や手びねり、絵付けなどの初体験の方も多く、とても楽しい時間を過ごしました。果物狩りコースでは、たわわに実った柿を前にどれを選ぶべきか、素人なりに吟味しながら柿を採りました。

また、被災者の方のお話を聞きながら砂防ダム建設や農地復旧の現場を見学したり、石川捷治・九州大学名誉教授による日本近現代史の講義を受けたりと、硬軟とり揃えた企画となりました。

こうした交流を糧に、今年も一つ一つの課題に取り組んでいきたいと思います。

 

本部オフィス 弁護士・職員一同

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退所のご挨拶(北中茂)

昨年(2022年)12月をもちまして、弁護士法人奔流を退所いたしました。2017年12月に弁護士登録を行って丸5年が経過しましたところ、今後は、本年1月より福岡市内にて法律事務所を開設して、弁護士活動を行って参ります。

奔流においては、多岐にわたる種類の事件に取り組むことができただけでなく、市民に寄り添いその声に耳を傾けることの大切さを学ぶことができました。他の法律事務所では経験できなかったであろう機会に多く恵まれたことに、心より感謝申し上げます。

弁護士としても一社会人としても、まだまだ未熟な点が多々あると存じますが、これまで関わってきた方々から学ばせていただいたこと、そして、これから関係性を築いていく方々から学んでいくことを通じて、市民社会に貢献することができる法律事務所となれるよう精進していく所存です。

なお、当職がこれまで在籍しました本部オフィス、宗像オフィスにおいて担当させていただいておりますご依頼中の事案については、当法人内において十分な業務引継等を行っておりますが、お気づきの点等がございましたら、担当のオフィスあてにご遠慮なくお申し出ください。

 

2023年1月

弁護士 北中 茂

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新年のご挨拶(代表社員弁護士 池永修)

新年、明けましておめでとうございます。

2022年という一年を、どのような言葉で表現すべきでしょうか。戦争、殺戮、災害、飢餓、暴力、カルト、汚職。

ロシアによるウクライナへの武力侵攻によって世界は大きく分断され、今も第三次世界大戦、そして核戦争の危機に晒されています。米中の覇権争いによって東アジアの緊張状態も極限まで高まっています。一方では、世界中を襲う異常気象によって、パキスタンでは国土の3分の1が水没して7700万人が飢餓に瀕し、干ばつが続くアフリカ東部では3700万人が飢餓の危機に晒されています。

国内に目を向けると、一発の銃弾によって開かれたパンドラの箱から、反共を旗印にカルト集団と結合した戦後政治の姿や、汚職も厭わず五輪の利権に群がる経済界の姿が見えてきました。このような国内の混乱を掻き消すかのようにJアラートが鳴り響き、沖縄や南西諸島は人知れず要塞化が進められていますが、台湾有事の際には我が国でも6000万人が餓死すると警鐘を鳴らす人もいます。

無邪気に夕食を頬張る我が子の姿に「大変な時代に生まれてしまったね」との言葉が漏れてしまいました。もしまだ間に合うのであれば、戦争の惨禍の中で、我が子にその言葉を掛けたくはありません。そのために今できることは何か、私たち一人ひとりに問われています。

2023年が、皆様にとって、平和で幸多き一年となることを祈念いたします。

 

2023年元旦

弁護士法人奔流 代表社員弁護士 池永 修

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2022年、冬

ひと言で表せないくらい様々なことがあった2022年。12月も残り少なくなり、実感はないが2023年がすぐそこまで来ている。

唐突だが、友人らから、一緒にいると雨が降ると言われることが多い。雨のエピソードは数多くあるが、今の仕事に関係することで言えば入所試験の日が台風だった。当時、東京の学生だった私は、一時帰省した実家から台風とともに北上して福岡に向かい、試験後、雨風で帰れなくなり博多駅で一夜を明かした。なんとか受かって今の私がいる。そして、その時、私を採用してくださった池永満弁護士の命日のお墓参りは今年も雨であった。10回目だが控えめに言って7割雨、残り3割も降らなかった、くらいの空模様である。

毎年12月のお墓参りに併せて今年を反省し来年を思うことにしているが、今年は慌ただしくて、とても考える余裕がない。

来年のお墓参りも雨だろうか。来年は心穏やかに池永弁護士に会いに行きたいと思う。

今年もお世話になりました。皆さんの新しい年が幸多きものとなりますように。

 宗像オフィス事務局S

 

 

宗像オフィスでは休日相談を行っております。
日時は当ホームページのお知らせ・ニュース欄にてご案内しております。
事前電話予約制ですので、まずは宗像オフィスまでお問い合わせください。

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弱小・辺境事務所交流会を開催しました

11月12日・13日に、弱小・辺境事務所交流会を開催しました。この交流会は、福岡・佐賀県内の小規模事務所などを中心に40年以上前から開催されてきたものです。この交流会では毎年レクレーションと社会情勢や様々な弁護士の取り組みをテーマとした学習会が行われてきました。

今年は、当法人が幹事であったため、開催場所を朝倉市の原鶴温泉としました。この地を選んだのは、2017年の九州北部豪雨から5年が経過した被災地の現状をできるだけ多くの方に見て頂き、復興を支援したいなどの思いからでした。

レクレーションとして、小石原探索コースと果物狩りコースを準備し、各地域の復旧工事の状況をその目で見て頂くことができました。また、果物狩りコースでは、松末コミュニティの方にガイドして頂き、発災当時の状況からお話いただきました。

私も、僭越ながら、懇親会の場で復興・生活再建の状況についてご報告させていただきました。

さらに、学習会では、九州大学名誉教授の石川捷治先生をお招きし、ウクライナでの戦争など現在の社会情勢を紐解く日本近現代史の講義をしていただきました。

私は朝倉で執務を始めて6年が経ちましたが、改めて朝倉の良さを見つけることができましたし、九州北部豪雨の風化を強く感じておりましたので、朝倉の現状を知っていただく機会になり、とてもうれしく思いました。

弁護士 坂口裕亮

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投票に行く

家族でのイベントのように、子どもの頃から両親に連れられて投票所に行っていましたので、成人して自分が投票に行くようになるのはごく自然なことでした。

先日の市長選も投票に行ったのですが、人生2度目の出口調査をうけました。かかさず投票に行くようにしているとはいえ、いつもは投票した候補者の当落に一喜一憂するほど選挙に思い入れはありませんが、今回は、出口調査のアンケート結果がテレビの開票速報で表示されるのを見て、ちょっとだけ投票に行った実感がわきました。

巷ではセンキョ割サービスやゼロ票確認など盛り上がっているようですし、何かしらの特別感というのは、投票率アップにもつながりいいことだと思います。

ところで、今回の市長選もいつもと同じ投票所だったのですが、これまでとは違って入り口の階段に簡易のスロープが設置されていなかったので、足が不自由な方は大変ではないだろうかと気になりました。

点字投票、代理投票、郵便等による不在者投票など障害のある方への取り組みはあるようですが、どの程度活用されているのでしょうか。

選挙に興味のない人への啓発や、投票が困難な方の負担軽減も考えると、オンラインでのネット投票についてももっと議論されていいのではないかと思います。

本部オフィス(福岡市東区)事務局S

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平田広志弁護士の講演を聞いて(11/2弁護士の魅力セミナー)

当ホームページでもご案内しておりましたが、本年11/2にNPO法人九州アドボカシーセンター主催の「弁護士の魅力セミナー」が開催されました。今回は福岡で長く旧統一協会の霊感商法被害と最前線でたたかってこられた平田広志弁護士をお招きし、テーマは「旧統一協会がもたらした被害と加害の実相に迫る!」でした。

旧統一協会が今日まで、様々な関連団体を通じて深く社会に浸透し、時の権力者である自民党にうまく取り入り、信者やその家族をはじめ多くの人々に多大な被害を与えてきたことが、安倍元首相の襲撃事件の衝撃とその後のマスコミ報道によって明らかになりました。

今必要なことは被害者の救済とともに、この反社会的な団体が再び活動ができないような法的・社会的な雰囲気を醸成することです。その為には、宗教法人法に基づき解散請求、裁判所による解散命令が当面焦点になると思います。

しかし、彼らは喉元過ぎれば熱さを忘れるではありませんが、一定期間が過ぎればマスコミを委縮させ、また政治家をうまく利用してあの手この手で再浮上してくることは間違いありません。自民党も国政選挙がないので世論の動向を慎重に伺っていると思います。岸田首相の「今後旧統一協会との関係を断つ」との公約も骨抜きになりかねません。今後の世論とマスコミのたゆまぬ監視こそが旧統一協会の反社会的な活動の息の根を止めることは言うまでもありません。

社会保険労務士 木下 淑文(本部オフィス所属)

 

~NPO法人九州アドボカシーセンターとは~

人権課題に取り組む弁護士を志す学生を支援するため、法科大学院発足と同時に設立されたNPO法人です。九州アドボカシーセンター主催の「弁護士の魅力セミナー」は、そのような弁護士、学生向けではありますが、一般向けにも興味深い話題のセミナーを定期的に開催しています。

昨今は、感染拡大防止の観点から、ZOOMでも参加できるようになりましたので、興味のあるセミナーを見つけたら、是非お気軽にご参加ください(参加費不要です)。

https://advocacy-center.com/

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子ども達の給食を喰い物にするな!~粕屋町給食センター住民訴訟第2回控訴審のご案内

福岡県粕屋町長に対し、粕屋町の給食センター建設に関する工事費用を事業者に返還させるように求めていた住民訴訟の控訴審第2回口頭弁論が下記の日時に開かれます。

本件の廃棄物の存在は、町のボーリング調査からうかがえるにもかかわらず、町側は以前として、本件の廃棄物は建設工事のために地面を掘るまでは予測できなかったと主張しています。これを受けた高等裁判所がどう審理を進めるのか、ぜひ多くの方の傍聴をお願いいたします。

なお、裁判前には門前集会を、裁判後には隣の弁護士会館にて報告集会も予定しています。当日の裁判内容について詳細にご報告いたしますので、こちらにもご参加ください。

日時 11月30日(水)13時半~ 門前集会

14時~ 口頭弁論期日(福岡高等裁判所1015号法廷)

福岡市中央区六本松4-2-4

終了後、報告集会(福岡県弁護士会館3階)

 

 

弁護士 松嶋 健一(粕屋オフィス)

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趣味の園芸~アンスリウム~

アンスリウムはサトイモ科アンスリウム属の多年草で、熱帯アメリカから西インド諸島に約600種が分布しているそうです。

美しく着色するのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、棒状の部分(肉穂花序:にくすいかじょ)に多数ついている小さいものが花だそうです。

朝倉オフィスにはミスティークとパンドラがあります。

ミスティークは、白・ピンク・緑色が混在した少し絞りが入ったような美しい仏炎苞で、1年半前に入手した時からオフィスに置いていて、冬でも仏炎苞が途切れることがありません。

パンドラは、濃いピンクと緑の仏炎苞で、自宅に置いていたのですが、冬に枯れる寸前になってしまいましたので、オフィスに持ってきてお世話をしていますが、少しずつ葉が増えてきているところです。頑張って来年の春には、花が咲くといいなと思っています。

【2022年12月の朝倉オフィスの出張相談のご案内】

朝倉オフィスでは、毎月筑前町コスモスプラザ(福岡県朝倉郡筑前町篠隈373番地)で無料法律相談会を実施しております。

【12月の相談会の日程】

2022年12月15日(木)13:00~16:30 (筑前町コスモスプラザ)

(定員)3名(1名1時間)

相談ご希望の方は、電話予約制(申込み順に受付)となっておりますので、朝倉オフィスまでお電話下さい。

朝倉オフィス ℡0946―23―9933(平日9:00~17:30)

朝倉オフィス事務局

アンスリウム ミスティーク

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本のご紹介

今年の7月17日、東京地裁が下した東電株主代表訴訟の判決を受けて、旬報社さんから、原告の木村結さんと弁護団が執筆した本、「東電役員に13兆円の支払いを命ず!」が出版されました。

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旬報社さんのサイトはこちら。 https://www.junposha.com/book/b614702.html#:~:text=3.11%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA,%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

私も少しだけ書きました。

本業(≒準備書面の作成)に支障が出るので、あんまり、本は書きたくなかったですが。

「高校生でも読めるように」というオーダーでしたので、少し柔らかめに書きました。まあ、たまには。

東京地裁判決と併せて読んでいただけると嬉しいです。

図書館にはほとんど置いていないと思いますので(笑)、買ってください。

弁護士 甫守一樹(本部オフィス 福岡市東区)

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