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次回上映は「生きて、生きて、生きろ。」~かすや上映会2025②

本ブログ9/27付けでもご案内のとおり、かすや上映会については、来年(2025年)3/9を開催日として、8月末以降、実行委員会により準備を進めているところですが、実行委員会で選考を進めた上で、上映作品は、「生きて、生きて、生きろ。」と決まりました。

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「頑張れって言ったって何を頑張ればいいの?」

「人間もっと泣かなきゃだめだと思う」

震災と原発事故から13年。福島では時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発していた。

若者の自殺率や児童虐待も増加。メンタルクリニックの院長、蟻塚亮二医師は連日、多くの患者たちと向き合い、その声に耳を傾ける・・・。

患者や利用者たちのおかれた状況には震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。

喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支える医療従事者たちのドキュメンタリー。(同公式サイトより)

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詳細は、下記公式サイトをご覧ください。

http://ikiro.ndn-news.co.jp

 

現在、糟屋郡の各自治体・教育委員会をはじめ、各団体に後援等のお願いをしており、ちらし・ポスターが完成しましたら、正式にご案内差し上げますが、現時点での開催要項については、下記のとおりです。

今回も多くの方にご来場いただきたく、準備を進めておりますので、しばらくお待ちください。

<上映会概要>

日  時  2025年3月9日(日)13:30~

会  場  サンレイクかすや 多目的ホール

糟屋郡粕屋町駕与丁1-6-1

上映映画  「生きて、生きて、生きろ。」(113分)

制作年   2024年

監  督  島田陽磨

配  給  日本電波ニュース社

主  催  3・11かすや上映会実行委員会

後  援  糟屋郡内各町・教育委員会(現在、申請中)

参加費   500円(予定)

 

弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)

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『決断』上映会&トークイベントが開催されました

2024年10月5日、カトリック大名町教会にて、ドキュメンタリー映画『決断』上映会と『決断』を制作された安孫子亘監督をお招きしてのトークイベントが開催されました。

『決断』は、東日本大震災・福島第一原発事故により平和な日常を奪われ、わずかな情報を頼りに、家族や自分自身の身を守る「決断」をした10家族のドキュメンタリーです。

監督は、原発問題と命がけで戦った元福島県知事佐藤栄佐久氏を追った「知事抹殺の真実」を制作した安孫子亘さんです。九州訴訟の原告の中にも母子避難を決断されたご家族がいます。

決断を迫られた人々に何が起きたのか、今何が起きているのか、その真実を知ることができる作品でした。

上映会後のトークイベントでは、安子孫亘監督、森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)、金本友孝さん(福島原発事故被害救済九州訴訟原告団代表)を中心に、原発事故で一変した人生の中でそれぞれが今なお懸命に生活している様や映画や避難者、原発事故被災者が真実を語ることの重要性についてのお話を伺いました。

弁護士 坂口裕亮

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NPO法人きずな朝倉の総会に出席しました

2024年6月22日、NPO法人きずな朝倉の通常総会に出席しました。NPO法人きずな朝倉は、朝倉災害母子支援センター「きずな」を前身とする団体で、法人化後は、「子どもまんなか社会」をスローガンに、産前産後ケア事業、学童保育所運営事業、フードバンク事業を行っています。

当法人は、朝倉災害母子支援センター「きずな」時代に、平成29年7月九州北部豪雨に関する出張無料相談を実施する方法でお手伝いをさせて頂きました。

今回は、そのご縁で、私がNPO法人きずな朝倉の相談役に就任しました。

NPO法人きずな朝倉は、朝倉市内で初めてNPO法人が学童保育所を運営する事例だとのことで、その先進的な取り組みに感銘を受けました。これまで学童保育所の運営が保護者や支援員の方々が実際の保育だけでなく、会計等の運営業務も担っていたことで多くの負担がかかり、児童の保育に専念しづらい側面があったようです。

NPO法人きずな朝倉は会員の皆様からの寄付や役員の方々の私財で運営をされているとのことです。私個人としても微力ながらお手伝いを続けていければと考えています。

弁護士 坂口裕亮

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能登半島地震における士業相談報告会に参加しました

2024年5月21日に開かれた能登半島地震における士業相談報告会に参加しました。

これまで九州北部豪雨被災者支援を当法人と一緒になって行っていただいてきたNPO法人YNFが主催者として名を連ねています。

この報告会では、NPO法人ワンファミリーとNPO法人YNFが共同して、「みつばち隊」という弁護士や建築士による災害ケースマネジメントを行うチームを作り、能登半島地震の被災者宅を1軒1軒訪問した際の状況について知ることができました。

災害ケースマネジメントは、内閣府の定義によれば、「被災者が抱える多様な課題を解決するため、一人ひとりの被災者の状況を丁寧に伺い、関係者が連携して必要な支援を行う取組」とされています。災害ケースマネジメントは、このような言葉が広まり始める以前から、各自治体やボランティア団体が行ってきたもので、東日本大震災の際に仙台市で行われた取組が先駆的な事例とされています。その後、2022年3月に内閣府は取組事例集を公表し、自治体やボランティア団体がより充実した支援を行えるよう促しています。

ただ、能登半島地震においても、自治体による災害ケースマネジメントはあまり進んでおらず、基本的には「見守り」に留まっているということで、災害ケースマネジメントの最大の利点である①関係者(行政や医療従事者、各種士業等)がそれぞれの専門的視点から課題を発見し、②関係者が連携しながら被災者それぞれが抱える固有の課題の解決を目指す、というところまでは至っていないようでした。

また、国が設けている支援制度の多くは、家屋が受けた被害の程度に応じて決まり、その被害の程度は自治体の調査により判定されます。能登半島地震の被災地では今も随時調査が行われていますが、報告者の方からは「書類を作成するための調査」になっているとの指摘がありました。例えば、ある家屋に10本の柱があるとして、大黒柱1本が大きく損傷している場合でも、その他の柱1本が同程度に損傷していても、判定基準表には「柱10本中1本が損傷」としか記載されず、あたかも被害の程度がいずれの場合も全く同等であるかのように記載されることがあるとのことでした。

当法人も九州北部豪雨の被災者支援を行っていますが、朝倉と同様の問題が能登でも起きているようです。今回の報告会に参加をして、民間の力を十分に発揮できる災害ケースマネジメントの重要性を改めて感じました。

弁護士 坂口裕亮

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2/18かすや上映会「国民の選択」開催のご報告とお礼

東日本大震災、福島第一原発事故から13年が経とうとしています。

フクシマを忘れない3.11かすや上映会実行委員会では、毎年3月にサンレイクかすや(福岡県粕屋町)で震災や原発に関する映画の上映会を行っています。今年は、会場の都合で2月18日の開催となりましたが、糟屋郡内外より100名以上の方にご参加いただきました。

映画「国民の選択」では、原子力発電所存続の国民投票を前にした、原発のある町に住む家族が、原発の是非について、勉強しながら向き合っていくというものでした。日本の電力供給源、エネルギー資源の問題、原子力発電の構造など、多くのことを学ぶことができ、また、これから学んでいくきっかけとなる素晴らしい映画でした。

映画の後には、後藤富和弁護士による講演会「気候変動と脱原発~再生可能エネルギーの可能性~」も実施されました。原子力発電に頼らずとも電力供給は賄えること、電力が余っていることなど、わかりやすく、かつ、面白くお話ししていただきました。参加者の方との白熱したディスカッションも行われ、大盛況でした。

来年も上映会を開催いたします。詳細は決まり次第、ご案内させていただきますので、ぜひぜひご参加ください!

本上映会に準備段階からご協力いただいた皆様、また、後援・協賛を賜りました糟屋郡の各自治体・教育委員会、団体の皆様に心よりお礼申し上げます。

 

弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)

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特別講演は「気候変動と脱原発 再生可能エネルギーの可能性」~かすや上映会2024④

新年早々、地震、津波、航空事故と言葉を失うニュースが続きました。

発災より一月が経とうとしておりますが、被災された地域・住民の皆さんに一日も早く安らぎが訪れることを祈っております。

昨年9月より準備に着手しました「国民の選択」上映会も実行委員会を重ね、概ねの準備を整えて、当日、会場にて皆さんをお待ちしております。

上映後、引き続き予定されている特別講演では、弁護士の後藤富和さん(大橋法律事務所、福岡市)をお招きし、「気候変動と脱原発 再生可能エネルギーの可能性」と題して、講演いただくことにしています。ぜひ、こちらもご参加ください。

日  時  2024年2月18日(日)15:00~(14:30開場)

会  場  サンレイクかすや 多目的ホール

糟屋郡粕屋町駕与丁1-6-1

主 催  3・11かすや上映会実行委員会

参加費  500円(高校生以下は無料)

 

弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)

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三菱大谷炭坑・中国人強制連行強制労働の史碑 「大谷炭坑日中平和友好不再戦誓約之碑」除幕

1942年の閣議決定により中国大陸から約4万人の中国人が強制連行され、第2次世界大戦中、炭鉱・港湾など日本企業が経営する全国135の事業所で奴隷労働を強いられました。

全国で提起された中国人強制連行・強制労働事件では、生存している被害者たちが日本国と加害企業に対し謝罪と損害賠償を請求し、福岡訴訟では、田川と三池で強制労働させられた15名が、2000年5月10日、国と三井鉱山を相手に福岡地方裁判所へ提訴し、2002年4月26日、被告企業の損害賠償責任を認める画期的な勝訴判決が言い渡されました(福岡高裁では逆転敗訴)。

日本における一連の訴訟は、日中共同声明を理由に原告らの請求を棄却する2007年4月27日の最高裁判決によって終止符が打たれましたが、最高裁は、強制連行の歴史を正面から認め、「本件被害者らが被った精神的・肉体的苦痛が極めて大きかった一方、上告人(西松建設)は前述したような勤務条件で中国人労働者らを強制労働に従事させて相応の利益を受け、更に前記の補償金を取得しているなどの諸般の事情にかんがみると、上告人を含む関係者において、本件被害者らの被害の救済に向けた努力をすることが期待されるところである」と付言しました。

この「付言」に基づく粘り強い交渉の結果、2016年6月、中国人被害者と三菱マテリアルの和解が成立、「歴史・人権•平和基金」が創設され、この基金の事業として、強制労働の現場にその事実を記す石碑の建立などが可能になりました。これを受けて、大谷炭坑の地元・宇美町町民や支援者は、2019年11月21日、「日中平和友好不再戦誓約の碑」建立委員会を結成し、このたび無事に大谷炭鉱跡地に史碑が建立されました。

2023年12月3日に開催された除幕式には、中華人民共和国駐福岡総領事や日本留学中に強制連行事件の調査に携わった経験もある「翻翻動漫集団」代表も現地に駆け付け、この取り組みが日中不再戦の礎となることをともに祈念しました。

【関連ニュース】

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5d356e876d8b17fc9e297bee3da16c6210c3ac8

弁護士 池永 修(福岡市東区 本部オフィス)

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「国民の選択」ちらし完成しました~かすや上映会2024③

 

すでにご案内のとおり、かすや上映会については、来年(2024年)2/18を開催日として、実行委員会により準備を進めているところです。

この程、糟屋郡内の自治体・教育委員会の後援と各団体の協賛をいただきましたので、お名前を掲載させていただいた上でちらしが完成いたしました。

各後援・協賛団体をはじめ、地域の皆様にも順次ご案内しているところですが、下記からダウンロードまたは印刷してご活用いただけますと幸いです。

<上映会概要>

日  時  2024年2月18日(日)15:00~(14:30開場)

会  場  サンレイクかすや 多目的ホール

糟屋郡粕屋町駕与丁1-6-1

主  催  3・11かすや上映会実行委員会

後  援  粕屋町・粕屋町教育委員会、宇美町・宇美町教育委員会、篠栗町・篠栗町教育委員会、志免町・志免町教育委員会、須惠町・須惠町教育委員会、久山町・久山町教育委員会

協  賛  グリーンコープ生活協同組合ふくおか、エフコープ生活協同組合、高齢者福祉生活協同組合ぬくもり事業所(粕屋町)、エフコープ生協労働組合

参加費  500円(高校生以下は無料)

 

弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)

 

かすや上映会ちらし(両面)

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次回上映は「国民の選択」~かすや上映会2024②

本ブログ9/27付けでもご案内のとおり、かすや上映会については、来年(2024年)2/18を開催日として、9/7以降、実行委員会により準備を進めているところですが、実行委員会で選考を進めた上で、上映作品は、「国民の選択」と決まりました。

同映画の詳細は、公式サイトをご覧ください。

https://www.kokumin-movie.com

 

現在、糟屋郡の各自治体・教育委員会をはじめ、各団体に後援等のお願いをしており、ちらし・ポスターが完成しましたら、正式にご案内差し上げますが、現時点での開催要項については、下記のとおりです。

今回も多くの方にご来場いただきたく、準備を進めておりますので、しばらくお待ちください。

<上映会概要>

日時:2024年2月18日(日)15:00~(14:30開場)

会場:サンレイクかすや 多目的ホール

糟屋郡粕屋町駕与丁1-6-1

上映映画:「国民の選択」(75分)

制作年:2021年

監督:宮本正樹

主催:3・11かすや上映会実行委員会

後援:糟屋郡内各町・教育委員会(現在、申請中)

参加費:500円(予定)*高校生以下無料

 

 弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)

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かすや上映会2024 始動しました!

例年3月にかすや地区において開催しております上映会について、来年(2024年)の上映会の準備を進めるため、9/7、第1回の実行委員会が開催され、糟屋郡内の各団体からご参加いただきました。

例年、開催時期を3/11(またはその前後の週末)に設定しておりましたが、会場として利用しているサンレイクかすや(福岡県粕屋町)が3月中は工事期間で利用出来ないとのことでしたので、例年よりもひと月早めの

2024年2月18日(日) 14時~(開始時間は予定)

に開催することといたしました。

予定映画については、近日中に本ブログでもお知らせいたしますので、お楽しみください。

 

弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)

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