9/21付け本ブログにて、九州北部豪雨における朝倉被災者への支援活動をご紹介しておりましたが、それに関連して当法人・朝倉オフィス所属の坂口裕亮弁護士の活動が、本日付の西日本新聞に掲載されましたので、あわせてご紹介いたします。
朝倉オフィス事務局
西日本新聞2019年9月24日付朝刊より
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9/21付け本ブログにて、九州北部豪雨における朝倉被災者への支援活動をご紹介しておりましたが、それに関連して当法人・朝倉オフィス所属の坂口裕亮弁護士の活動が、本日付の西日本新聞に掲載されましたので、あわせてご紹介いたします。
朝倉オフィス事務局
西日本新聞2019年9月24日付朝刊より
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2019年8月30日、九州北部豪雨朝倉被災者の会が朝倉市と協議をし、私も支援者の一人として参加しました。
協議の内容は、①応急仮設住宅の供与期限の延長を実施しないと判断した根拠である被災者の再建状況に関するデータ及び②義援金の配分状況及び今後の配分方法についてです。
福岡県及び朝倉市は、従前から「本再建」「仮再建」という独自の概念を作り出し、あたかも被災者の大半が再建を終えたかのように公表しています。福岡県知事は、7月25日時点で、「仮設住宅に入居した373世帯のうち360世帯は再建済み又は再建の目途がたっている」、「残り13世帯も再建方法を決定している」と述べています。
しかし、私含め当法人は発災後まもなくから被災者支援を行ってきましたが、被災者からは、今回の仮設住宅の延長に関して、「2年で出て行かないといけないと言われたから仕方なく出ていくだけ」「自宅付近の工事があと数か月で終わる予定なのに、それまで待ってもらえないのは残念」「県も市も被災者に寄り添うと言っていたのに…」との声が多く聞かれました。このようにおっしゃっているのは、被災者の会の方々だけではありません。私は、政府や自治体と被災者の方々との間に大きな認識の差があると感じています。
大規模な災害が頻発する昨今においては、仮設住宅の問題も含め復興・再建のあり方を改めて議論、検証すべきだと考えています。
そのためにも、延長を実施しないと結論が出たからといってこの問題をおわりにしてはいけない、と考えています。
また、被災者の方々は今なお真の復興に向け日々尽力されておられます。これからの支援の在り方についても、福岡県や朝倉市と協議を重ね、自治体と被災者ひいては市民が二人三脚で真の復興を成し遂げられるよう支援していきたいと思います。
なお、本年9月1日、被災者支援を目的として集まった団体、個人により「九州北部豪雨朝倉被災者を支える会」を結成し、これから具体的な支援活動を展開していく予定です。
支援活動への参加のお申し込み、その他、御不明な点などありましたら、朝倉オフィスまで御連絡ください。
弁護士 坂口 裕亮(朝倉オフィス)
西日本新聞2019年9月2日付け朝刊より
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すでに本ホームページでもお知らせしておりました
「大飯原発差し止め判決を下した樋口元裁判官講演会」、今週土曜日の開催です。ぜひお越しください。
日時:2019年8月31日(土)
14:00~16:15(13:30開場)
会場:福岡県弁護士会館大ホール(福岡市中央区六本松4-2-5)
福岡市営地下鉄「六本松」1番出口、西鉄バス「六本松」から徒歩3分
参加費:500円
内容:講演「あの判決にこめた私の考えと思い」
講師 樋口 英明 氏(元福井地方裁判所裁判官、2017年定年退官)
主催:8.31樋口英明さん講演会実行委員会
連絡先:青柳行信(原発とめよう!九電本店前ひろば 080-6420-6211)
東島浩幸(佐賀中央法律事務所 0952-25-3121)
当ホームページでも事前にご案内しておりましたが、8/16~18にアクロス福岡(福岡市中央区)で開催されていた「平和のための戦争展ふくおか2019」に行ってきました。
この戦争展は「平和のための戦争展ふくおかを成功させる会」の主催で、個人・団体の賛同募金によって運営されており、今年で25回目とのことでした。
今年は、「NO WAR! YES PEACE!! 4K=憲法・核・基地・基本的人権=を考える」をテーマに、各コーナーで戦争の悲惨を伝える写真展示やビデオ上映などとともに、憲法前文を掲示して、憲法の成り立ちと憲法がもたらしたもの、憲法改正とはどういうことか、改憲、加憲などの内容を説明したパネルなどが展示されていました。
また、会場内では平和団体、婦人団体、医師、弁護士など、各団体の平和への取り組みなども紹介されていました。
印象的だったのは、会場内に子供たちの笑顔を撮った写真が数多く展示されていることでした。この子供たちの笑顔が戦争により悲しい顔となることのないようにしたいものです。
粕屋オフィス事務局
前回、愛宕の森と緑を守る会のイベントで、愛宕山(福岡市西区)で野草を摘み、愛宕公民館で野草を、それぞれ天ぷらやお浸し、胡麻和え、団子にして、美味しくいただいたことをお伝えしましたが、その写真をご紹介します。
手前左から、ミツバ、ハコベ、白詰草(シロツメクサ)、
2列目左から、ギシギシ、カラスノエンドウ、
3列目、ツクシ
弁護士 池永真由美(本部オフィス)
愛宕の森と緑を守る会ホームページ
https://atagoforest.wixsite.com/home
3/17、愛宕の森と緑を守る会のイベントで、愛宕山で野草を摘み、愛宕公民館で野草を調理して、頂きました。
私と子供たちも含めて、15名ほどが参加しました。
野草を摘むにあたっては、毒となる野草と食べられる野草について丁寧に説明を受けながら、散策しました。
その後は、摘んできた野草ごとに、天ぷらやお浸し、胡麻和え、団子をつくり、みんなで美味しく頂きました。摘んできたばかりとあって、とっても新鮮でそれぞれに美味しかったです。
福岡市内でこんな経験が出来るなんて驚きでしたし、とてもいい経験になりました。
改めて、自然の大切さ、奥深さを経験できた1日でした。
弁護士 池永真由美(本部オフィス)
愛宕山の食べられる野草↓
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愛宕山の毒草↓
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(以下、愛宕の森と緑を守る会ホームページよりご紹介)
福岡市中心地の西、室見川の河口近く、緑の濃い小山が住宅街に囲まれて、あたかも小島のように浮かんでいます。これが福岡市のグリーンアイランド、愛宕山(標高68m、旧名・鷲尾山、浦山)です。山頂にある愛宕神社の境内からは博多湾と福岡市中心部が一望でき、市民の憩いの場ともなっています。緑濃い愛宕山地域ですが、その面積は約21ヘクタール(海抜10m以上)あります。しかしながら、緑を保護するために指定している特別緑地保全地区はこのうちの五分の一強の4.5ヘクタールにすぎません。
街中にありながら、スダジイ、クロガネモチ、エノキなどの照葉樹の大木に覆われ、イノシシもが出没するような豊かな自然が残る貴重な場所であるとともに、愛宕神社をはじめ、観音密寺、音次郎稲荷などの寺社や瓦経の出土、戦前の姪浜炭鉱など、歴史にいろどられた場所でもあります。
しかし一方で、近年、開発の波がおしよせ、緑が減少して白鷺・アオサギの営巣地が失なわれ、大型マンション建設で愛宕山古墳が消失するなど、現状を放置すると愛宕山の豊かな緑や貴重な遺跡が次々と失われていくという危機的状況にさらされています・・・・(詳細は、同会ホームページを参照ください)
https://atagoforest.wixsite.com/home
すでにご案内のとおり、今週土曜日3/16、サンレイクかすやにて上映会予定しています。
これまでに何回もの実行委員会を開催し、粕屋地区の個人、団体が協同して準備を進めてきました。町内の各所に案内ちらしを置いていただいたり、また早朝の駅頭でちらしを配布したりと、多くの方々にぜひ観ていただきたいと思います。3/11の西日本新聞でも紹介されました。
https://www.nishinippon.co.jp/nlp/cinema_news/article/493550/
当日の参加をお待ちしております。
日時:2019年3月16日(土) 14:30(上映開始)~16:30
会場:サンレイクかすや多目的ホール(糟屋郡粕屋町駕与丁1-6-1)http://www.town.kasuya.fukuoka.jp/chiiki/shisetsu/bunka/sunlake/
参加費:500円(高校生以下無料)。
同時開催:13:00~17:00 豊田直巳(上記映画監督)写真展
「フクシマの7年間~尊厳の記録と記憶」
15:45頃~ 金本友孝さん(九州避難者訴訟原告団長)講演会
「避難者の8年」
主催:「奪われた村から~避難5年目の飯舘村民」上映会実行委員会
お問い合わせ:弁護士法人奔流 電話092-642-8525
「奪われた村」公式サイトも御覧ください。
http://ubawaretamura.strikingly.com/
先日のブログでお知らせしておりました、2/16、白木地区(朝倉市杷木)の復興祈念植樹会に参加してきました。
朝倉市杷木白木地区公民館までの道のりは、昨年9/9に、災害からの復興を願って催された「白木湧水の会」によるそうめん流しのイベントの際に目にした被災状況から、少しずつ復興に向かっている様には思えましたが、まだ先は長く、継続的な支援が必要な状況であることには変わりないのだなと感じました。
植樹されたのは、八重の枝垂桜の3年ものの苗木を50本と、宮崎県五ヶ瀬町(説明では五ヶ瀬村とあったのですが、町のようですね)から運ばれてきた7年ものの苗木10本で、「白木湧水の森づくり」で計画している場所にはまだ植樹できないため、仮植ということで、10年目頃から、桜の花が咲くそうです。
3年ものの苗木は、剪定されて、1本ひょろっと立っている感じでしたが、この春から、枝がどんどん伸びて来るそうです。
参加者の皆さんが、ぬかるんだ土に足をとられたりしながら、楽しそうに植樹されている姿は、桜の成長とともに、復興もどんどん進んでいくだろう。そんな希望があふれているようでした。
植樹のあとは、公民館で、豚汁と釜で炊いたご飯、お漬物等をふるまって頂き、とても美味しく、楽しい時間を過ごさせていただきました。
無人販売所で、干し椎茸や、生椎茸、白菜、沢庵等が販売されており、宮崎県から桜の苗木を運んできて下さった方に、良い生椎茸の見分け方を教えて頂いたり、たくさんの方と交流できたことも、楽しい一時でした。
朝倉オフィス事務局
2017年7月の九州北部豪雨で多大な被害を受けた朝倉市杷木白木地区。
同地区では、その後、災害を乗り越え新たな出発をしようと様々な取り組みが行われています。
昨年9月には、白木地区公民館にて「白木湧水の会」によるそうめん流しのイベントも行われました。
当法人としても、ささやかながらお役に立ちたいと度々参加させていただいております。
明日2/16、同公民館にて、復興を祈念した植樹会と昼食交流会が開催されます。お時間ある方、作業できる服装で御参加お願いします。
日時:2019年2月16日(土)10時~(雨天延期)
場所:朝倉市杷木白木地区公民館(朝倉市杷木白木839-3)
参加費:無料
*お昼には、豚汁の振る舞いがあるそうです。
主催:白木地区復興支援協議体
協賛:グリーンコープ生協ふくおか
朝倉オフィス事務局
福岡県弁護士会館は、1969年(昭和44年)の竣工以来、福岡市中央区城内の裁判所庁舎奥にありましたが、今般の裁判所の中央区六本松、九州大学跡地への移転(2018年8月)に伴い、裁判所新庁舎の右隣接地に移転することとなり、今月18日より新たな会館での業務が開始されます。
弁護士が弁護士活動を行うには、弁護士資格を得た上で、弁護士会へ登録することが、法律で義務づけられています。その弁護士会は地方裁判所の管轄ごとに設置するように決められており、全国52の地域に弁護士会があります(東京は3弁護士会)。
福岡県弁護士会は、福岡県内(福岡地方裁判所管轄)にて活動を行う弁護士で構成された団体です。
弁護士会では、弁護士の登録・業務に関する管理を行う一方、子どもの権利や高齢者・障害者問題、消費者問題、公害・環境問題等の様々な問題に取り組み、社会正義の実現と基本的人権の擁護のための活動を行っています。必要に応じて国の施策等に対する提言・声明等も行っています。
小中高生を含む一般の方々を対象に、法制度(ルール)を理解していただくための出前授業等も行っています。
また、県内各地における法律相談センターの運営など、市民の皆さんの相談活動も行っています。
弁護士は個々の事務所において個別に法律相談をお受けしますが、弁護士会の活動として各相談センター、派遣先自治体等での相談活動も担当しています。
新会館は、裁判所の移転構想に伴い、弁護士会内でも何年も前から図面の検討が重ねられてきたものです。旧会館では御不便をおかけすることもありましたが、今後、新会館にて、裁判の打合せや報告集会等でも御利用いただけると思いますので、その際は、お気軽に御利用ください。
本部オフィス事務局