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市民活動

災害ボランティア(2)

第1班からのアドバイスを受け、先週金曜日(7月28日)に第2班として法人の中では比較的体力に自信があると思われる4名(弁護士1・事務局3)でボランティアに参加しました。

受付からマッチングまでは第1班とほぼ同じ流れでしたが、作業内容は少し違っていました。女性陣は屋内で床下・窓サッシの泥拭き作業、男性陣は屋外で土砂から不燃物を分別する作業でした。その時々で行き先や作業内容は異なるようです。オリエンテーションの際に、係の方が「午前中のみ参加される方はセンター内でスタッフ作業をしてもらいます。」と説明されていたので、ボランティアには参加したいけれども終日は難しいという方は、午前中だけでも参加してみてはいかがでしょうか。

タオルやマスク(防塵ではなく普通のタイプ)そして飲み物はセンターでたくさん頂けました。また、一通りの資材はセンターで貸し出されており、室内作業用の雑巾・バケツ・水切りワイパー・デッキブラシも準備されていました。ただ、サッシの溝に溜まった泥を掻き出すのに、使い古しの歯ブラシ等があればもっと作業しやすかったように思います。

私達は11名(男性8・女性3)のチームで、大学生から主婦の方までさまざま、九州以外からの参加もありました。メンバーそれぞれが復興に対する強い思いを持って参加されており、大変刺激を受けました。また、実際に被災現場を目の当たりにし、自分達に何が出来るのか深く考えさせられました。今後も出来る限りのことをしていこうと思います。

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第3班の報告まで少しお待ちください。

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災害ボランティア(1)

この度の九州北部豪雨では、当法人の朝倉オフィスは被災を免れましたが、なにかしら地域の皆様のお力になれればと、日にちを分散して災害ボランティアに参加いたします。

昨日(7月27日)は第1班として、法人の中では標準的な体力だと思われる初心者4名(弁護士1名・事務局3名)が参加しました。これから参加される方・検討されている方への参考になるような報告ができたら幸いです。

なお、留意事項や高速道路の利用料減免などのお知らせがありますので、参加される方は事前に朝倉市災害ボランティアセンターのホームページをお読み下さい。

私たちは車1台で8:30頃に博多駅を出発し、都市高速の渋滞をぬけて10:10頃にセンターに到着。受付・オリエンテーションの後、マッチング(活動紹介)があります。

センターのスタッフの方が、随時派遣先を叫びます。「●●方面、バス送迎で20人、行ける人ーー?」。行けると思ったところで、手を挙げて、マッチングの輪から抜けます。同じ派遣先の人たちが集まり、メンバーの確認、チームリーダーの選出、スタッフの方から説明を受けたあと、シャベルや一輪車など必要な資材をピックアップして、派遣場所に向かいます。

昨日は、ほとんどが泥出しの作業依頼だったようで、おおよそ10〜20名のチームが次々と編成されていきました。駐車場が確保できる地域(主に朝倉)とできない地域(特に杷木)があるので、マイカーで乗り合わせて行く場合もあれば、バスで送迎される場合もあります。私たちは初心者のうえ、荷物も多かったので、マイカーで行けるところに手を挙げました。バス送迎の場合は、バスの大きさや持ち込む資材の関係で、自分で持てる範囲の荷物を持ち込むようです。

どの場所にボランティアを派遣するのか、スタッフの方が当日の参加人数を見ながら、被災者の方と順次連絡をとっていき、私たちが派遣場所に到着したのは11:40頃でした。

派遣場所はセンターからほど近い場所で、自宅隣の納屋を片付けるというものです。13名(男性5名・女性8名)のチームで、ボランティア経験が豊富なリーダーや、トラックに資材を積み込んで駆けつけてある方などもいらっしゃり、安心して作業にとりかかれました。

資材を搬入して、11:50頃から作業開始。納屋入口の土は乾いているのですが、奥は窓もなく光が入らないため、ぬかるんでいます。湿気と臭気がこもる中、泥水に浸かった段ボールやゴザを片付けながら、農機具・家財道具を庭に運び出し、重たい泥土をスコップでかき出して、一輪車で堆積場まで運ぶ、の繰り返し。ぬかるみに足をとられながらの、なかなかの重労働です。

派遣場所は水道が復旧しており、ご自宅のトイレもお借りできたので、とても助かりました。汚れたままでご自宅に上がり込むのは申し訳なく、ビニール付きの養生テープを持参されていた方がいらっしゃったので、玄関からトイレまでの動線を確保させていただきました。

休憩はおよそ15分ごとにとり、その度に水分補給。私たちは1人につき4リットルの飲み物を持参しましたが、帰宅するまでに全て飲み干していました。スポーツ飲料を多めに持参した方がいいです。冷凍専用のペットボトルも持っていけば涼もとれますね。センターで、水やスポーツ飲料を無料でもらうことも出来ます。水分のほかに塩分補給も忘れずに。それぞれが持参した塩飴や梅干しを分け合いました。

お昼休みも別途、1時間近くとります。食欲が落ちていたので、ゼリー飲料で気力を奮い立たせて、パンやおにぎりなどの固形物を摂取しました。デザートとして一口サイズのフルーツゼリーも重宝しました。

リーダーから暑さ対策にはタオルを湿らせて首に巻くのが効果的と言われ、休憩のたびにタオルを濡らしました。タオルは3〜4枚あったがいいです。クールダウン作用のある体拭きシートも暑さをやわらげてくれます。

15:00頃に作業終了。資材についた泥を洗い流し、柄に巻きつけられた赤いテープを目印に数を確認して、センターに返却。センターへの活動報告はリーダーの仕事です。16:00前には解散となり、私たちは朝倉オフィスまで移動して、着替えを済ませて帰路につきました。

派遣場所からセンターに帰還する時は、泥だらけですので、座席が汚れないようブルーシートやレジャーシートを敷きました。センター近くにはシャワーもあるそうなので、着替えも持参されて下さい。

不慣れな私たちがいるにも関わらず、暖かく迎え入れてくださった被災者の方には、頭が下がる思いです。また、作業後にはアイスクリームの差入れもいただき、その甘さと心地よい冷たさとともに、心に染みました。

最後に、私たちが準備したものを紹介します。

長袖、長ズボン、長靴(以外に替えの靴も)、踏み抜き防止のインソール、靴下、帽子、着替え、タオル3〜4枚、ゴム手袋、軍手※、マスク、ゴーグル※、カッパ※、ブルーシート、リュック、ウエストポーチ(貴重品は身につけて。健康保険証※も忘れずに)、消毒薬、絆創膏、虫除け、虫さされ薬※、目薬※、日焼け止め、水に流せるポケットティッシュ、除菌ウエットティッシュ、体拭きシート、冷却ジェルシート、衣料冷却スプレー、扇子※、ゴミ袋、ポリ袋(チャック付きのものにはスマホを入れて)、ペン、ハサミ、昼食、ゼリー飲料、ペットボトル8本、塩飴、梅干し、一口サイズのフルーツゼリー、保冷剤、その他にマイカーに積み込んだものが、クーラーボックス、余分の飲み物、手洗い用の水※、といったところです。(※印は、今回使わなかったもの)

もちろん、派遣先によって作業環境・内容がまちまちなので、準備するものや心構えも違ってくるかと思いますが、少しでもボランティア初心者の方への情報提供になればと思い、次も第2班の報告をさせていただく予定です。

 

 

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患者の権利オンブズマン解散報告集会

2017年4月23日、NPO法人患者の権利オンブズマンの解散報告集会が行われました。患者の権利オンブズマンは、「苦情を宝に」のスローガンのもと、18年に渡り、患者・家族の苦情相談を受付け、また相談等によっても解決しないものは苦情調査を行ってきましたが、惜しまれつつも幕を閉じることになりました。

当法人の弁護士は、入所以来、患者の権利オンブズマンの法律専門相談員として相談活動にあたり、苦情調査等も行いました。

医療について患者の生の苦情相談を聞き、何らかの解決を図るという貴重な経験をさせて頂き大変感謝しております。

ただ、オンブズマンの解散により苦情が無くなったわけではありません。今後、どのように新たな活動につなげていけるかが重要だと思います。

弁護士 池永真由美

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NPO法人患者の権利オンブズマンにて宅話

2016年12月11日、患者の権利オンブズマンにて、市民相談員の皆さんを対象に成年後見制度についてお話をさせて頂きました。

最近成年後見という言葉は耳にされると思いますが、実際どういう方が利用するのか、後見人はどのような人がなるのか、その業務内容は、また全国、福岡県内における成年後見制度の利用状況など説明しました。

参加者の皆さんからは、実際にはどのようなきっかけで利用することになるのか、後見人になるとどのようなことができるのか、など質問もたくさん頂き、議論が盛り上がり有意義なものとなりました。

ご家族や身近な方の成年後見制度を考えるきっかけとなって頂ければ幸いです。

 

(担当)弁護士 池永真由美

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11/25久保井摂弁護士講演会

ブログ開設早々、更新が滞っておりました。申し訳ありません(T_T)

弁護士の小出です。
さて、先日は、運営委員をつとめるNPO法人九州アドボカシーセンターで、久保井摂弁護士(九州合同法律事務所)を講師にお迎えし「〜医療事故患者側代理人の仕事の魅力〜医療事故の被害・求められる解決とは」という講演会を開催しました。

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NPO法人九州アドボカシーセンターは、法科大学院(ロースクール)の発足と同時に設立された団体で、九州の法律事務所からの財政支援と協力を得て地域で活躍する法曹を養成することを目的に活動しています。
こちらの講演会は、学生さんに弁護士という職業の魅力を伝えようと、実務の第一線で活躍してきた弁護士を講師に招き、定期的に行っているものです。
久保井弁護士からは、医療事故問題になぜ取り組むようになったのかというお話から、患者側代理人として取り組まれた2つの事件をもとに医療過誤事件の難しさ、患者(患者のご遺族)が何を求めているのかという点についてまで、とても貴重なお話をいただきました。
久保井弁護士の依頼者との向き合い方や、カルテの見方など私たち弁護士にとっても、改めて勉強になることばかりでした。。

講演会には、法学部生や法科大学院生、司法修習予定者の方に、参加いただきましたが、皆さん、それぞれ学びや気付きがあったようでした。
終了後の懇親会で、久保井弁護士が、患者の利益を代表する立場にある弁護士だからこそ、患者から話していただけることがあり、それを聞くことができるのが弁護士の魅力とおっしゃいましたが、今回の講演会ではそのこともよく伝わったのではないかなと思いました。

久保井先生、貴重なご講演をありがとうございました。
講演会には、学生さんのみならず、どなたでもご参加いただけますので、興味がある方はぜひ次回ご参加下さい!!ホームページ等でご案内いたします。












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