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お知らせ

3.14『福島は語る』かすや上映会に向けて①

すでに本ブログでもご案内差し上げておりますが、本年3/14(土)14時半より、サンレイクかすや(糟屋郡粕屋町)にて、映画『福島は語る』の上映会を予定しています。

「福島の声」をお伝えする映画です
上映内容は、福島県の住民14人の証言を通じて、東日本大震災後の復興状況や再生に向けた姿を描いたドキュメンタリー映画です(土井敏邦監督、2019年度文化庁・文化記録映画優秀賞受賞作品)。

実行委員会による取り組み
本上映会は糟屋郡内の各団体・個人が参加した実行委員会により開催準備が進められているもので、昨年3月にも同様の上映会『奪われた村-避難5年目の飯舘村民-』が開催されていますが、2011年の東日本大震災の事実を風化させない取り組みを継続していくことを活動趣旨として、本年も引き続き、取り組まれています。
昨年9月以降、これまでに5回の実行委員会を開催、ちらし作りから当日の設営等、検討が重ねられています。
昨年の上映会開催時には、当法人粕屋オフィスもまだ開設前でしたが、今回は粕屋オフィスを連絡先として、微力ながら作業に関わらせていただいております。

糟屋郡内の自治体・教育委員会からの後援
今回は昨年よりさらに広く地域の皆様にご案内できるよう糟屋郡内(新宮町を除く)の各町・教育委員会にも後援申請を行い、申請した全ての町と教育委員会から承認をいただきました。(なお、新宮町については、活動範囲を福岡東部エリア<古賀市、福津市、宗像市など>としているため、今回はご案内を見合わせています)

ちらし出来上がりました
ちらしも実行委員会の度に検討を重ね、このほど、第1版が完成しました。後援・協賛団体をはじめ、地域の皆様にもご案内差し上げるところですが、配布に御協力いただけます場合には、当事務局まで御連絡ください。

粕屋オフィス事務局


粕屋上映会ちらし(最新版)
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朝倉被災者を支える会、2/15会場でお待ちしています

当法人が支援しております、九州北部豪雨朝倉被災者を支える会がピーポート甘木中ホールにて「九州北部豪雨災害を忘れない~もう3年、まだ3年~」というテーマでイベントを開催します。朝倉市や社会福祉協議会等からも後援を頂いております。

このイベントでは、被災者の方々のリレートークやボランティアの方々や先災地で被災者を支援されてきた方などを交えたパネルディスカッションを行います。

今年で、九州北部豪雨から3年が経ちます。これからの復興・生活再建は「まちづくり」という意味も含む新たなステージに移行したものと感じております。このイベントを機に市民の皆様のご意見をお聞かせいただくとともに、市民の皆様が交流を深められる場になれば幸いです。

そのほかにも、バザーが開かれたり、カレーやコーヒー、お抹茶なども無料でふるまわれますので、ご家族で楽しめるイベントとなっておりますので、ぜひご参加ください。

弁護士 坂口 裕亮(朝倉オフィス)

当日のご案内ちらしはこちら↓
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今週1/29、志免町巡回相談です(粕屋オフィス)

粕屋オフィスでは、事務所での相談のほか、糟屋郡内の各町を定期的に巡回して相談をお受けしています。
今週は、

  1/29(水)13時~15時 志免町・シーメイト

で相談会を実施いたします。相談は無料です。
高齢者や障害をお持ちの方、または交通の便が悪い方等、ぜひ、この機会に御利用ください。
相談御希望の場合は、前日17時までに当オフィスまでお電話にて御予約ください。予約なしでもご相談可能ですが、予約が入っている場合にはお待ちいただくことがあります。予め御了承ください。
なお、巡回相談の場合の相談時間は30分となります(最終受付14時半)。

次回、巡回相談は、2/14(金)須恵町を予定しています。


相談予約・お問い合わせは粕屋オフィスまで
092-719-0885(予約受付時間9~17時)

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学習会「気候危機、原発ゼロ運動、ライフスタイル革命」

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 1月19日、宗像コミセンで原発なくそう!九州玄海訴訟地域原告の会しこふむ会の総会と合わせて、代表世話人の岡本良治さん(九州工大名誉教授)に気候危機(変動)問題と脱原発をテーマにおはなしいただきました。
 岡本さんは、エネルギーを消費する労働節約型の発明(自動車、コンピューター、掃除機など)によって体を動かさない生活がもたらされ健康へ悪影響を与えているという視点からもエネルギー消費削減の重要性を説かれ、参加者の皆さんからも活発な意見が出されていました。
 また、社会的問題、地球的問題について目を向けようとしない多くの人の心理を「知らぬが仏」「傍観者」と分析されていて、改めてそうであってはいけないと胸に刻みました。私も小さなことですが、エコバックを使うとか、車を使わずなるべく歩くとか、暖房を使わないなどできることを引き続きやっていきたいと思います。
 以下岡本さんのお話を少しご紹介します。

・WMO(世界気象機関)は、2019年は世界の平均気温が観測史上2番目に高かったと発表した(過去最高は2016年)。10年間平均は1980年代以降過去最高を更新し続けており地球温暖化の進展を裏付けている。産業革命前と比べると世界で1.1℃上昇した。
・現在の極端気象(雪不足、オーストラリアの森林火災など)は、気温の上昇が原因とは断定できないものの、自然変動では説明ができず、大気中CO2濃度の上昇と気温上昇が連動していることからすれば気候変動が関係しているといえる。
・IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が2018年10月に公表した特別報告書によれば現在の進行速度では、2030~2050年に1.5℃に達し、これを抑制するには社会のあらゆる側面において前例のない移行が必要で、2030年までに45%削減、2050年にはゼロにする必要があり、メタンなどの排出量も大幅に削減する必要がある。
・原発は補助電源としてほぼ同じ電力規模の石炭火力発電を必要としていること(石炭火力発電は世界のCO2排出量の約30%を占める)、一次エネルギーに原発の占める割合は日本国内で10%以下であるなど原発は気候変動対策の柱にはならない。そのほか過酷事故の高リスク、安全対策による価格上昇、放射性物質の環境への拡散等の問題もある。
・脱炭素化、気候変動への対応はエネルギー、消費の削減、エネルギー高効率化、再生エネルギーの導入の加速化が必要。
・脱炭素化は、これまでのエネルギー高依存社会、大量生産・大量消費・大量廃棄の社会とライフスタイルを否定する意味で産業革命のリセットともいうべき大変革。気候変動への対応はエネルギー、土地利用、都市経営、ライフスタイルなど社会のあらゆる分野に複雑に関連しそのすべてを動かさないと問題は解決できない。
 
 気候危機(気候変動)問題に対し、個人にできることは限られていて社会全体のCO2削減に向けた取り組みが必要ですが…何か生活の中で工夫されたり取り組まれていることがあればぜひ教えていただきたいです♪

弁護士 小出真実(宗像オフィス)

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今週1/17、宇美町巡回相談です(粕屋オフィス)

粕屋オフィスでは、事務所での相談のほか、糟屋郡内の各町を定期的に巡回して相談をお受けしています。
今週は、

  1/17(金)13時~15時 宇美町地域交流センター(うみ・みらい館2階)

で相談会を実施いたします。相談は無料です。
高齢者や障害をお持ちの方、または交通の便が悪い方等、ぜひ、この機会に御利用ください。
相談御希望の場合は、前日17時までに当オフィスまでお電話にて御予約ください。予約なしでもご相談可能ですが、予約が入っている場合にはお待ちいただくことがあります。予め御了承ください。
なお、巡回相談の場合の相談時間は30分となります(最終受付14時半)。

次回、巡回相談は、1/29(水)志免町を予定しています。


相談予約・お問い合わせは粕屋オフィスまで
092-719-0885(予約受付時間9~17時)

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年始のご挨拶(宗像オフィス)

あけましておめでとうございます。
 今年も引き続き研鑽を積み、ご依頼を頂いている方、宗像や近郊の地域の皆さんのお役に立てるよう頑張りたいと思います。
 昨年はハンセン病元患者家族によるらい予防法違憲訴訟での勝訴判決を経て、11月15日に、議員立法により「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律」が成立いたしましたので、この補償金制度の周知とともに、ハンセン病に関する差別偏見をなくす活動にも取り組んでいきたいと考えています。
 昨年のニューヨークで開かれた温暖化対策サミットでのグレタトゥーンベリさんのスピーチや、相次ぐ台風被害で改めて注目された気候変動問題ですが、「原発なくそう!九州玄海訴訟」の福岡東部地区(新宮町・古賀市・福津市・宗像市)で活動している原告の会「しこふむ会」では、原発の稼働が気候変動対策に有用なのか、私たちに何ができるかを学び考えてきました。
 1/19(日)14時から河東コミュニティ・センター(宗像市須恵1-4-1)において、気候変動問題と私たちのライフスタイル革命の必要性についての学習会を予定しております。代表世話人の岡本良治さんより最新の情勢も踏まえお話を伺う予定ですので、お時間のある方、ぜひご参加下さい。
 皆様によって、本年がよりよい一年となりますよう祈念いたします。
 本年もどうぞよろしくお願いします。

    弁護士 小出 真実(宗像オフィス)

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年始のご挨拶(朝倉オフィス)

 昨年は皆様に大変お世話になりました。
 昨年3月から、平成29年7月九州北部豪雨の被災者の方々を支援する活動を新たに開始しました。一昨年より応急仮設住宅での出張無料相談なども実施してまいりましたが、より被災者に寄り添いながら朝倉の復興を推し進めるためです。
 昨年は、応急仮設住宅の延長に向けての活動を中心に行ってまいりましたが、残念ながら被災者の声が届くことはありませんでした。しかし、朝倉市とは、未だ復興が道半ばであること、今後も被災者支援が必要であることを共通認識として、復興に共働することを約束していただいております。
 被災者支援とは別に、自治体や元依頼者の方々を通じて、相談を受けることが少しずつではありますが増えてきた1年であり、人と人とのつながりの大切さを感じた年でもありました。
 本年も朝倉をはじめ皆様のお力になれるよう尽力してまいります。

 なお、すでに本ブログでもご案内しておりますが、九州北部豪雨朝倉被災者を支える会では、本年2/15(土)11時から、ピーポート甘木(朝倉市総合市民センター)にて、「豪雨被害を忘れない!更なる復興まちづくりを!」をテーマとしたイベントを予定しております。被災者の方々にお話しいただくリレートーク、写真展の他、地元農産物などの販売等も行う予定です。ぜひ、ご家族連れでご参加ください。お待ちしております。

   弁護士 坂口裕亮(朝倉オフィス)

2/15朝倉被災者を支える会ご案内
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年始のご挨拶(粕屋オフィス)

 粕屋オフィスを開設して、初めての年を迎えました。
 旧年中はお世話になり、とりわけ、粕屋オフィス開設に際しましては、多大な御支援、御協力を賜り、誠にありがとうございました。
 開設後、粕屋、志免、須惠、宇美、篠栗、久山、新宮の糟屋郡内の各町に足を運び、各種会合や行事にも参加させていただきました。
 また、開設まもなく、巡回相談、出張相談も実施して事務所内に留まらず、定期に地域に足を運んでまいりましたが、地域との方々とお話しする中で、多くのことを学ぶ機会をいただきました。
 本年も新設オフィスのとおり、新しいことにチャレンジしつつ、地域の皆様から認知いただき、拠りどころとなれるオフィスを目指してまいりたいと存じますので、本年も一層の御指導をお願い申し上げます。

 なお、これまで本部オフィスにて事務局を担当してまいりました「粕屋町給食センター住民訴訟」、「原発なくそう!九州玄海訴訟 かすや原告の会」といった糟屋地域に関連した訴訟、市民活動等については、原告、会員皆様のこれまでの移動の御不便も考慮させていただき、今後は、粕屋オフィスからご案内差し上げる予定ですので、御用の際は、お気軽に当オフィスまで御連絡ください。
 最初のご案内として、「原発なくそう!九州玄海訴訟 かすや原告の会」も加わっている実行委員会では、3/14(土)14時より、サンレイクかすや(糟屋郡粕屋町)において、ドキュメンタリー映画「福島は語る」の上映会を予定しておりますので、是非ご参加ください。

   弁護士 髙本稔久(粕屋オフィス)

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年始のご挨拶(本部オフィス)

 明けましておめでとうございます。
昨年中は、大変お世話になりました。
 本部オフィスでは、医療過誤事件(患者側)、介護事件、相続・遺産分割、交通事故、自己破産など多様な案件を取り扱っていますが、昨年は、受任から約8年を要したある医療過誤事件が解決に至りました。一つの事件に長く向き合い、関わらせて頂いたことは大変貴重な経験となりました。また、個人的には弁護士会の常議員も4期目を迎え、個別の業務とは異なる、より大きな視点や社会の中の弁護士会・弁護士の役割を考えることができ、大変充実した年になりました。
 今年も、依頼者に寄り添う心とともに冷静に物事を捉えるという双方の視点を持ち、日々精進させていただきますので、よろしくお願いいたします。

弁護士 池永真由美(本部オフィス・福岡市東区)

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新年、明けましておめでとうございます。

 新年、明けましておめでとうございます。
 昨年12月、私もかかわっている福岡・住環境を守る会では恒例の「まちこわし大賞」と「まちの宝賞」を発表しました。「まちの宝賞」に選出されたのは福岡市内の「コミュニティ道路」です。聞き慣れない言葉ですが、道路に意図的に凸凹やクランクを設けて通行車両の速度を落とさせることで、自動車に主役を奪われてしまった道路空間を住民の生活空間へと取り戻すため1980年代から全国に広がったそうです。福岡市内にも荒戸、大橋、天神、西新、野間の5か所にコミュニティ道路が整備されています。
 不勉強でこのようなコミュニティ道路を意識することなく生活してきましたが、福岡市内のとあるコミュニティ道路の直線化計画に触れる機会があり、その存在を知りました。その後、住民の方々の奮闘により、コミュニティ道路が整備された当時の住民や行政の願いが紐解かれ、直線化計画は白紙撤回されました。30数年前にたくさんの願いとともに私たちに託され、忘れ去られようとしていた「まちの宝」はこうして守られました。
 いままさに忘れ去られようとしている宝が、もうひとつ。

 「みなさんの中には、こんどの戰爭に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとう/\おかえりにならなかったでしょうか。また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。・・・いまやっと戰爭はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戰爭をして、日本の國はどんな利益があったでしょうか。何もありません。たゞ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。・・・こんどの憲法では、日本の國が、けっして二度と戰爭をしないように、二つのことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戰爭をするためのものは、いっさいもたないということです。・・・しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの國よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。」(文部省「あたらしい憲法のはなし」より)。

 集団的自衛権行使を容認し、更には「防衛装備移転三原則」を閣議決定して武器輸出を原則解禁し、昨年11月には「平和貢献」を標榜して世界最大級の防衛装備品の見本市を開催。隣国にすらまともに歩み寄ろうとしない今のこの国の姿は、終戦直後を生きた方々の目にどう映るでしょうか。
 二度の大戦を経験し、焦土と化したこの国で、もう二度と戦争を起こさないと誓い、世界に先駆けて自衛戦争をも放棄し、平和への願いを込めて託された日本国憲法は、私たちの宝です。この宝に込められたおおくの願いを紐解き、子や孫の世代に繋いでいかなければならない、新年を迎えるにあたり、その思いを強くしています。
 本年が皆様にとって幸多き一年になりますことを心よりお祈りいたします。

   2020年元旦 代表社員弁護士 池 永  修

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