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挨拶

新年のご挨拶(代表社員弁護士 池永修)

新年、明けましておめでとうございます。

2022年という一年を、どのような言葉で表現すべきでしょうか。戦争、殺戮、災害、飢餓、暴力、カルト、汚職。

ロシアによるウクライナへの武力侵攻によって世界は大きく分断され、今も第三次世界大戦、そして核戦争の危機に晒されています。米中の覇権争いによって東アジアの緊張状態も極限まで高まっています。一方では、世界中を襲う異常気象によって、パキスタンでは国土の3分の1が水没して7700万人が飢餓に瀕し、干ばつが続くアフリカ東部では3700万人が飢餓の危機に晒されています。

国内に目を向けると、一発の銃弾によって開かれたパンドラの箱から、反共を旗印にカルト集団と結合した戦後政治の姿や、汚職も厭わず五輪の利権に群がる経済界の姿が見えてきました。このような国内の混乱を掻き消すかのようにJアラートが鳴り響き、沖縄や南西諸島は人知れず要塞化が進められていますが、台湾有事の際には我が国でも6000万人が餓死すると警鐘を鳴らす人もいます。

無邪気に夕食を頬張る我が子の姿に「大変な時代に生まれてしまったね」との言葉が漏れてしまいました。もしまだ間に合うのであれば、戦争の惨禍の中で、我が子にその言葉を掛けたくはありません。そのために今できることは何か、私たち一人ひとりに問われています。

2023年が、皆様にとって、平和で幸多き一年となることを祈念いたします。

 

2023年元旦

弁護士法人奔流 代表社員弁護士 池永 修

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はじめまして、弁護士の陣内です

このたび、5月より弁護士法人奔流で勤務を開始いたしました陣内隆太(じんのうちりゅうた)と申します。

新しく福岡の地で生活を始めてまだ2週間ばかりですが、毎日の業務に悪戦苦闘しながらも新しい刺激と学びある日々に充実感を得ております。                                 これから、少しでも依頼者の方々に寄り添うことができるように精一杯精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

少し私のことを紹介させていただきますと、学生時代から、旅行が趣味で家族や友人と様々なところに行っておりました。やはり、旅行の醍醐味は、まだ見たことのない景色や人々と出会うことができることです。

直近では、友人と新潟県の佐渡島を自転車で観光してきました。なかなかハードな旅ではありましたが、佐渡金山や北沢浮遊選鉱場跡などを実際に目にして、当時の佐渡島の賑わいや金の採掘に関わった人々の思いの一端に触れ、歴史を感じることのできる旅となりました。                                     また、佐渡島では、ホームページなどが公開されていない昔ながらの民宿に宿泊し、民宿の女将さんの温かい人柄に触れるとともに、佐渡島で獲れた魚介類や地元料理を堪能することができました。                               加えて、念願のトキも見ることができました。トキは、トキの森公園という佐渡島にある飼育施設でも見ることができるのですが、佐渡島には、なんと野生のトキが生息しています。必死に自転車を漕いでいる最中、田園から野生のトキが雄大に飛び立つさまを初めて目にしたときには言葉にできないほど心が震えました。

私は、生まれ育ったのが福岡の隣県である佐賀ということもあり、時折、福岡まで遊びに行くことはありましたが、住むのは今回が初めてです。福岡は、博多や天神などを中心とした繁華街もあれば、海や山といった自然も近くにあり、まだ住み始めて間もないですが、非常に暮らしやすい環境であることを実感しております。

福岡には、まだまだ行くことができていない場所が多くありますので、これから福岡の魅力的な場所をたくさん見つけていきたいと思っています。

弁護士 陣内隆太(本部オフィス 福岡市東区)

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松嶋健一弁護士 異動のご挨拶(粕屋オフィス)

髙本稔久弁護士の当法人退職(5/31)に伴い、本日6/1、粕屋オフィスの所長に就任いたしました。

2019年6月の粕屋オフィス開設以来、初代所長の髙本弁護士が課題としてきた「地域に根ざした事務所づくり」を承継して、これまで以上に取り組んでまいりたいと存じます。

皆様の生活の中で、何かお困りのことが起き、誰かに相談したいと思ったときに、当オフィスが頭に浮かんでいただけるようなオフィスにしたいと考えております。

弁護士事務所はまだまだ見慣れない方も多くいらっしゃると思いますが、当オフィスは敷居のない事務所ですので、「これって弁護士に相談することかしら?」と躊躇されずに、初回相談は1時間無料ですので、まずは一度お電話ください。一緒に考え、よりよい解決に向けてお手伝いさせていただきます。

弁護士 松嶋 健一(粕屋オフィス)

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髙本稔久弁護士 退所のご挨拶(粕屋オフィス)

髙本稔久弁護士は、2014年に当法人に入所以来、本部、宗像の各オフィスでの業務を経て、2019年6月に開設した粕屋オフィスにおいて、初代所長としてその業務にあたってまいりましたが、一身上の都合により、本年(2022年)5月末をもって当法人を退所となりました。

これまで同弁護士にお寄せいただいた皆様からのご厚意に深く感謝申し上げますとともに、これよりは、福岡県外の弁護士会へ登録換えとなる同弁護士の新天地での活躍を温かく見守っていただけますと幸いです。

なお、粕屋オフィスは、本日、本部オフィスより異動の松嶋健一弁護士が後継所長として、先頭に立って、これまで以上に充実したリーガルサービスを皆様にご提供する所存ですので、地域の皆様におかれましては、これまでに変わらぬご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

なお、ご依頼中の事案につきましては、十分な業務引継を行っておりますが、お気づきの点等ございましたら、ご遠慮なくお申し出ください。

2022年6月1日

弁護士法人奔流 粕屋オフィス

所員一同

 

弁護士の髙本です。

この度、2022年5月末日をもちまして、弁護士奔流法律事務所粕屋オフィスを退所いたします。在所中、皆様には大変お世話になりました。

私が担当させていただいた依頼者の方々には、ご不便をお掛けしてしまい申し訳ございませんが、引き継いだ当法人内の各弁護士が尽力いたしますので、ご安心ください。

弁護士法人設立から15年の節目の年である2019年6月に、粕屋町・原町駅前に、弁護士法人奔流の従たる事務所「法律事務所 粕屋オフィス」として開設以来、様々な事件を通し、多くの方と接する機会をいただく中で、多くを学び経験させていただくことができました。このような機会をいただいたことに感謝の気持ちが絶えません。

至らぬ私ではございましたが、これまで賜りましたご支援とご指導に心から御礼を申し上げますとともに、新たな環境にて研鑽を積み、今後も精進して参る所存です。

2022年5月31日

弁護士 髙本 稔久

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入所のごあいさつ

この度、ご縁を頂き、弁護士法人奔流で弁護士として新たにスタートすることとなりました。
様々な困りごとを抱えておられる多くの人に寄り添い、支えられるような優しく信頼できる弁護士を目指し、日々、精進していく所存です。
まだまだ駆け出しの身ではありますが、誠心誠意何事にも取り組んで参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

弁護士 陣内 隆太(本部オフィス)
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新年のご挨拶(粕屋オフィス)

 粕屋オフィス開設から2年半が経ち、いつもお転婆な娘2人も、初めてのお化粧に喜びながら七五三を迎えることが出来ました。
 昨年は地域の皆様と集まる機会が減り、当たり前に享受していた自由のありがたみを実感する年でした。今年は「原発なくそう!九州玄海訴訟かすや原告の会」を中心に実行委員会を立ち上げ、3月6日(日)午後、サンレイクかすや(糟屋郡粕屋町駕与丁)にて映画の上映会に向けた準備を進めております。上映する映画は近日中にお知らせいたします。
今後より良い状態になると期待が高まりつつある中、虎視眈々と飛躍の機会に狙いを定めて積極的にトライする1年としたいです。

弁護士 髙本稔久



 旧優生保護法国家賠償請求事件福岡訴訟は今年で3年目を迎えました。皆様には引き続きのご支援をお願いいたします。旧優生保護法の問題は広く根深く、また、障害者の方々にも関わる問題です。障害のあるなしに関わらず一人でも多くの方が問題意識を有し、日頃の行動に反映されるといいなと思っております。
 今年も、一昨年から続いている新型コロナウイルスの影響が一体どこまで波及するのか不安ではありますが、それでもできることをひとつずつ頑張っていきましょう。

弁護士 花田弘美

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新年のご挨拶(朝倉オフィス)

昨年は、「平成29年7月九州北部豪雨」の被災者支援や福島第一原発事故被害救済九州訴訟などを通じて新たな出会いが多くあり、活動の広がりを実感できる1年でした。
 九州北部豪雨は本年7月で5年の節目を迎えます。義援金の受け入れは昨年末で終了しましたが、まだまだ復旧工事は続いています。引き続き皆様からのご支援をいただけますと幸いです。
朝倉オフィスでは事務員の手腕により緑豊かな事務所となり、来所される方々からもとても好評です。本年も相談者や依頼者の方々が少しでも肩の荷を下ろすことができるよう精進していきたいと思います。

弁護士 坂口裕亮

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新年のご挨拶(宗像オフィス)

 昨年は地島に出かけてのんびりと美しい海を眺めました。海は生活に欠かせないものですが、沖縄では環境の影響を受けやすいサンゴが気候変動などの要因で死滅しているそうです。気候変動に危機感を覚えるけれどどうしたらいいか分からないという方もおられると思いす。
 1月16日(日)14時から河東コミュニティセンター(宗像市須恵1-4-1)で、気象学者の伊藤久徳さん(九大名誉教授・福岡市科学館元館長)による「今聞きたい!気候危機」が開かれます。環境負荷の少ない生活をしている子育て中のご家族の報告もありますので、学び活かせる1年の良いスタートを切る機会になるといいなと思います。ZOOM参加も可能ですのでご参加ください。詳細は当ホームページ内のお知らせ欄をご覧ください。

弁護士 小出真実


 新年のおめでたい時期ですが、皆さまの生活に多大な影響を与え続けているのが新型コロナウイルス。世界では変異株が発生し続けており、まだまだ収束の目途が立っておりません。
 時代は“ウィズコロナ”であるとうたわれ始めて久しいところ、時代に取り残されぬよう、各自の「ニューノーマル」を日々探求し続けていることかと存じます。従来のやり方が通用しなくなっている時代を乗り越えるにあたり、難しい局面を迎える方々も多くなってくるかと思いますが、そういった際に気軽にご相談いただける身近な立場であれたらと考える次第でございます。

弁護士 北中 茂

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新年のご挨拶(本部オフィス)

 コロナ禍のもと、はや2年が経ちました。
裁判所のWEB会議も定着し、裁判所に直接出頭する機会も格段に減りました。
 当事務所でも、各オフィスを繋いだ会議はもちろん、オンラインでのランチミーティングを定期に開催するようになるなど、オンラインでのコミュニケーションも広がっております。
 また、個人的には、昨年からオンラインレッスンを受け始めるなど、ハングル語習得に向けて目下勉強中です。

弁護士 池永 真由美



 昨年は、東京地裁で行われている、東京電力旧経営陣の福島第一原発事故の責任を問う株主代表訴訟で、証人尋問、本人尋問、原発サイトでの現地進行協議と貴重な体験をさせていただきました。そして一審は、たまたま私の誕生日に結審しました。私が弁護士一年目の時に、当時のボスから、この弁護団に参加して勉強させてもらえと命じられて早九年半、ようやく一つの節目を迎えられ、感無量です。
 今年は、福岡高裁で川内原発行政訴訟の証人尋問がありますね!私の我が儘で始めた裁判も、紆余曲折を経てここまで来ました。精一杯やらせていただきますので、皆様からの力強いご支援も、陰ながらのご支援も、これまで以上によろしくお願いいたします。

弁護士 甫守一樹



 昨年、一般事件の多くは公開の法廷で弁論期日が開かれるようになり、集団事件においても徐々に公開の法廷で弁論期日が開かれるようになってきました。
 私も弁護団の一員となっているHPVワクチン薬害訴訟(子宮頸がんワクチンの副反応被害者による国及び製薬企業に対して責任追及している裁判)も、約2年ぶりに公開の法廷で弁論期日が開かれる予定です。1月17日(月)13時30分より福岡地方裁判所前にて集会後、14時から裁判となります。裁判後は報告集会も予定しておりますので、ぜひぜひ皆様ご参加ください!

弁護士 松嶋健一

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新年のご挨拶(代表社員弁護士 池永修)

新年明けましておめでとうございます。
新型コロナウイルスの猛威にさらされて2度目の元旦を迎えました。右往左往の人間たちをよそ目に、空は青く、空気は澄みきり、木々や生き物たちも、静かに新たな一年を迎えました。私たちもかくありたいと願います。
2021年12月6日、「国境で立ちすくむ人がいれば人として扱い、助けるために各国と交渉する。それは私の信念だ」と100万人を超える難民を受け入れて、人道主義を貫いた一人の政治家が16年に及ぶ任務を終えました。
福島第一原発事故後、世界に先駆けて原発との決別を宣言したドイツでは、事故直後の2011年5月、「安全なエネルギー供給のための倫理委員会」が一つの報告書を取りまとめています。
17名の科学技術者、宗教者、社会学者、政治学者、経済学者などからなる倫理委員会の報告書は、冒頭に「核エネルギーの利用、その停止及び様々な形での選択エネルギー生産による代替エネルギーに関する決定は、社会の価値決定に根拠を持ち、それは技術的及び経済的な観点に優先される」「将来のエネルギー供給及び核エネルギー倫理的評価に必要な鍵となる概念は、資源や自然環境を保ちながらの持続性(Sustainability:サステナビリティ)と責任である」と謳い、末尾では「脱原発は、ドイツにおいて原子力発電所により起こるリスクを、今後排除する為にも、必要であり、かつ薦めなければならない。この脱原発は可能である」と結論しました。
それまでの原発延命政策を転換し脱原発を決断したその政治家は、政財界からの反発に対して「私も夫も科学者である」と答え、「倫理」に基づく政治を貫きました。
そこから10年、ドイツは着実に原発の閉鎖を進め、本年(2022年)中に脱原発を遂げます。
政治と倫理・道徳とが二律背反の様相を呈し、ドイツとは対照的な10年を歩んできた我が国の姿を省みつつ、「民主主義の最後の守護者」と評されたその人、アンゲラ・メルケル氏が退任式で見せた笑顔に励まされて、新たな一年を踏み出したいと思います。
2022年が皆様にとって幸多い一年になることを祈念いたします。

2022年元旦
弁護士法人奔流 代表社員弁護士 池永 修

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