先月(1月25日)、法人内において事務局研修会を行いました。今回は、2020(令和2)年4月1日に施行された改正民法の中で、特に大きく変わった時効と法定利率をテーマにとりあげました。
私は時効と聞くとまず、ケースごとに「●●の時から★年で時効」と丸覚えするイメージがありましたが、研修では基礎として時効の意味や、起算点の考え方、改正の経緯なども条文や事例を参照しながら学び、あらためて「なるほど」と思いながら理解を深めることができました。
また、法定利率が、国内の市場金利(超低金利時代)に応じる形で3%に引き下げられたという話については、「法律は私たちの身近にあって、ともに変動していくということなのだなぁ」と実感しました。
いずれもキーワードは「2020(令和2)年4月1日」ということで、同日以降に生じた出来事については、原則新しい民法が適用されることになりますが、例外もいくつかあるため、今後はその点も注目しながら事務作業を行いたいと思いました。
本部オフィス(福岡市東区)事務局K