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弁護士法人奔流

誰も取り残されないコミュニケーション

当法人では年に1度、事業報告や法人内の課題を議論する法人総会を開催しています。コロナ禍によりオンラインでの開催が続いていましたが、今年度は3年ぶりに全職員が一堂に会して開催することができました。

今年度の課題として取り上げられたのは「コミュニケーション」です。
弁護士事務所に限らず、会社、学校、友人、家族など、あらゆるコミュニティを円滑・円満に運営するのに不可欠なのがコミュニケーションです。

コロナ禍となって、このコミュニケーションも変化しました。対面で相手の表情や声色を直接感じながらの会話は減り、メールやオンラインでのコミュニケーションが増えたことで隔地者間でのコミュニケーションがとりやすくなった反面、返答の遅滞化や伝え忘れをはじめとする課題も見えてきました。

さて、コミュニケーションっていったい何なんでしょうか。ググってみると「伝達」とか「伝える」という言葉が出てきますが、語源はラテン語のcommunicatio(コムニカチオ)、「分かち合うこと・共有すること」のようです。申込みがあり、これを承諾して初めて契約が成立するように、コミュニケーションも一方が相手に情報を「伝える」だけでは成立せず、情報をお互いが共有してはじめてコミュニケーションとなります。

今回の法人総会でテーマとして取り上げられたことで、私もコミュニケーションの在り方について考えてみました。私の考えとしては、「相手を知ること(知ろうとすること)、理解すること(理解しようとすること)」がコミュニケーションの第一歩ではないかなと思います。

ひとつの情報を伝えようとしても、相手によって受け取り方は異なります。相手がどんな人か、どんな性格か、何が好きか嫌いかなど、伝えたいことをどのように伝えたら相手に正確に伝わって共有できるのか、相手が言わんとしていることは何か、何故このタイミングなのかなど、結局のところ、お互いに相手が何を思い、何を考えているか、この表現方法で相手は何を思い何を考えるだろうか、を考えることが、よりよいコミュニケーションに不可欠なことではないかと思います。

私自身、忙しいと感じているときや機嫌があまりよくない時などは、つい相手のことを考えずに発信してしまうことがあります。これは自分のことしか考えずに発信してしまっており、分かち合うこと・共有することであるコミュニケーションとは呼べません。

心に余裕がないときこそ、「相手のことを考える」を忘れないように心がけたいなと思う今日この頃でした。

弁護士 松嶋健一(本部オフィス 福岡市東区)

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卒園式withコロナ

先日、子どもの通う保育園の卒園式がありました。

職員にも園児にもコロナウイルス陽性者が確認され、数名が登園自粛のまま、執り行われました。

担任の先生は、そのことに触れる発言の際に声を詰まらせていました。

 

思えばこの1年、コロナに振り回された1年でした。

運動会は無観客との通知が1か月前になされ、年長児だけは延期の上、人数限定での観戦へと縮小の上開催されました。他にも、感染者数の増加や陽性者の発覚により、行事を縮小・中止を余儀なくされることが相次ぎました。

園内の習い事も、緊急事態宣言に伴い人との接触を制限するために、当該期間は休止せざるをえず通常保育のみとなりました。

 

感染者数が落ち着いていた晩秋から年末までは、これまで縮小・中止をされた子どもたちの楽しみを取り戻すように、先生方が親子遠足やハロウィンパーティ、クリスマスパーティなど様々な企画を実行してくださいました。

 

この1年、先生方は、園から陽性者を出さないよう、広げないようにと緊張の毎日だったことと思います。毎日の清掃の頻度を増やし、ひとたび陽性者が出ると、先生方は、100個以上ある室内のおもちゃをひとつずつ洗い、子ども一人一人のロッカーや持ち物を細部に至るまで拭き上げ、消毒作業に余念がありませんでした。

おかげで、クラスターは発生せず、無事に卒園を迎えることができました。

 

先生方は、コロナウイルスが発生して以降、緊張の毎日の中難しい決断を迫られ、自身も悔しい思いをしながらも、子どもたちには深い愛情をかけてくださり、保護者にはどんな時も笑顔で明るい対応を常に徹底してくださいました。

卒園式も、withコロナの今を象徴するものとなりましたが、感染対策や陽性者確認時の対応、子どもたちに何とか楽しい時間を提供しようとするその姿勢に、先生方の愛情とプロ意識を一層感じた1年となりました。

 

生後6か月で通い始め、6年間過ごした保育園は子どもにとっては第2の家です。

その先生方には、尊敬と心からの感謝を申し上げます。

 

本部オフィス(福岡市東区)事務局S

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事務局研修会を行いました (身近な民法改正~時効と法定利率を中心に~)

先月(1月25日)、法人内において事務局研修会を行いました。今回は、2020(令和2)年4月1日に施行された改正民法の中で、特に大きく変わった時効と法定利率をテーマにとりあげました。

私は時効と聞くとまず、ケースごとに「●●の時から★年で時効」と丸覚えするイメージがありましたが、研修では基礎として時効の意味や、起算点の考え方、改正の経緯なども条文や事例を参照しながら学び、あらためて「なるほど」と思いながら理解を深めることができました。

また、法定利率が、国内の市場金利(超低金利時代)に応じる形で3%に引き下げられたという話については、「法律は私たちの身近にあって、ともに変動していくということなのだなぁ」と実感しました。

いずれもキーワードは「2020(令和2)年4月1日」ということで、同日以降に生じた出来事については、原則新しい民法が適用されることになりますが、例外もいくつかあるため、今後はその点も注目しながら事務作業を行いたいと思いました。

本部オフィス(福岡市東区)事務局K

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最新解決事例のご紹介~契約トラブル

特別養護老人ホームからの受け入れ拒否の適法性が問題となった事案について、裁判により、遺族らへの謝罪とともに140万円の解決金を支払うことで裁判上の和解が成立した事例をご報告します。
なお、過去の解決事例については、当ホームページにも掲載しています。

<事例分野>医療過誤・介護過誤
<解決年度>2021年
医療機関への短期入院を契機として施設(特別養護老人ホーム)が退院後の受け入れを拒否した事案。交渉中にご本人が他界したため、遺族において、退院後の在宅介護に要した介護費用や慰謝料等を求めて福岡地裁に提訴した。施設側はご本人の骨折リスク等を理由に受け入れ拒否の適法性等を主張したが、最終的に、裁判所の和解勧試に応じて、遺族らに遺憾の意を表明するとともに140万円の解決金を支払うことで裁判上の和解が成立した。


弁護士 池永修(本部オフィス、福岡市東区)

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原爆の火と熱の下で ~少女たちの被爆体験記2~


前回に引き続き、原子力のあり方、原爆の悲惨さ、平和の大切さについて考える機会となることを願い、学校法人純心女子学園及び著者の奥様であり著作権継承者の竹中誠子様にもご了解をいただき、被爆した同校の生徒らが当時遺した被爆体験記『新版 焼身/著者 高木俊朗』を、一部内容を抜粋してご紹介します。
                                        
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四年生の山下ツルは、工場のなかで、ピカーッと光った瞬間に、気を失って倒れた。気がつくとあたりが騒がしかった。級友が二、三人、ツルのまわりにいた。
「まあツルさんも生きている。いっしょにいかんね」ツルは起きようとしたが、からだが動かなかった。ツルは大きな梁の下になっていた。目のなかに血が流れこんで、見えにくかった。級友たちが梁を動かして、すきまを作り、ツルを引っ張りだした。ツルは立ち上がろうとしたが、腰から下がギリギリと痛んで動けなかった。
「ツルさん、立ちきるね。歩ききるね」「もう、うちは死んでもよかけん、あんたたち、早う逃げてくれんね」ツルは、もう、しかたがないとあきらめた。
「どうして、あんたばかり残して逃げていかれるもんね」級友はツルをかついで逃げたが、浦上川の岸まで出ると、力がつきた。級友たちも、服はちぎれ、どこかに負傷していた。ツルも苦しかった。ツルは、目の上が裂けて、押えても、血がとまらなかった。
「はよう、みんな、先に逃げて」級友たちは、ツルをかつぐ力はなかったので、先に行くことにした。級友もツルも、血と泥で汚れた顔に、いっぱいに涙を流した。
「ツルさん、がんばってね」
「みんなも気をつけて」ひとりになったツルは、もう、自分はここで死んでしまうのだと思った。ふと近くで、苦しそうな声がした。赤く、てらてらと光っている服を着ている人だと思って、よく見ると、皮膚のむけた人間の胴体であった。何も着ていない裸の男だった。ツルは、からだがふるえた。逃げよう としたが腰から下は、やはり動かなかった。見まわすと、工場の崩れた建物の上を、炎が渦まいているのが、夜の火事のように、あかあかと見えた。ツルは思わず、声をあげた。
「助けて、助けて」近くを通りかかる人にたのもうとして、一目見ただけで、ツルは悲鳴をあげた。煙と土ぼこりがいりまじって、渦をまいて吹き流れているなかに見えてくる、火ぶくれのような顔には、眉毛がなかった。別の人は、裸の胴体に幾すじにもなって血が流れていた。多くの人は、海草をぶらさげているように、ちぎれた服のぼろぎれを身につけていた。みんなが、長崎の港のある方角から、北の山の方に向かっていた。ツルは、何か大変なことがおこった、と思った。

ツルは、浦上川の岸まで逃げてきて動けなくなった。目の前の、崩れた工場の建物は炎に包まれていた。ツルは通りかかった男に助けを求めたが、男はそのまま行ってしまった。ツルルは恐ろしさと悲しさに、声をあげて泣いていた。
しばらくすると、肩をゆすられたので、ツルが顔をあげると、今しがた通りすぎて行ってしまった男が、
「しっかりするんだ」と、しゃがんで背中を向けた。ツルはうれしかった。ツルは背負われながら、「おじさん、ありがとうございます。ありがとうございます」と、礼をのべ、また、涙を流した。ツルが男の背中の上から見ると、火の手は、あたり一面にひろがっていた。もう少し、そこにいたら、火に焼かれるところであった。男も、ツルを背負ったまま、逃げ道に迷っていた。道路は、崩れた建物で埋められ、それが燃え上がっていた。
男は歩きだすと、浦上川のなかにはいり、ざぶざぶと渡った。向こう岸にあがると、田になっていて、道はなかった。男は、稲ののびた田のなかを、足をとられながら、横切って行った。ツルは、すまないと思って、「おじさんのお名前と、おところを教えてください。私が元気になったら、きっと、おたずねしますから」
その人は「よか、よか」というだけで、教えなかった。ツルは、それでも、くり返してたのんだ。その人は、怒ってでもいるように、だまったまま、歩いていた。ツルのからだが重いので、時どき休んでは歩いた。浦上は、どこを見ても、一軒残らず、家がたたきつぶされて、散らばり、かさなり合っていた。そこら中に火事がおこっていた。ツルは浦上の、小高い丘の方をさがした。見おぼえのある、塔と、屋根飾りと、壁などが、ひとつまみだけ、かけらのようになって立っていた。それが、浦上の天主堂だった。

ようやく、国鉄の線路に出ると、救援の列車が出るところであった。
ツルを背負った男は、負傷者をかきわけながら、「学徒隊の生徒だ。乗せてやってくれ」と叫んで、前に出て、ツルを乗降口に降した。別れるときに、その人はいった。
「私の名前なんか、あるもんね。それよりは、あんたがはよう元気になんなさい。それが一番のお礼だから」
ツルは列車のなかで、苦痛にたえながら、その人の服を、自分の血で汚してしまったことが、 いつまでも気になってならなかった。
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出典:『新版焼身 長崎の原爆・純女学徒隊の殉難』著者 高木俊朗 角川文庫

今年も76年目の8月9日を、日本は平和のうちに迎えることができました。
しかし、被爆した生徒らが遺した体験は、世界では薄れつつある記憶となっており、核に関し胸が痛む出来事もまだまだ山積しています。この記憶を絶やさず、先人たちが守り続けてきた平和を、日本だけではなく世界共通のものとできるよう、この事実を伝え続け、先人たちの思いを繋いでいくことが現代に生きるわたしたちの使命と思い、この本をご紹介させていただきました。

本ブログを掲載するにあたり、ご協力戴きました被爆校の学校法人純心女子学園、出版社の株式会社KADOKAWA及び著者の奥様であり、著作権継承者の竹中誠子様には心よりお礼申し上げますとともに、殉難された純女学徒隊及び教職員の方々のご冥福をお祈り申し上げます。

本部オフィス事務局S

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原爆の火と熱の下で ~少女たちの被爆体験記~


8月9日、この日は長崎市の平和公園で、毎年、長崎平和祈念式典が執り行われます。
そしてこの祈念式典では、被爆校である純心女子高等学校の生徒らが『千羽鶴』という祈念合唱曲を犠牲者に捧げます。同校は爆心地から約1.6kmのところに位置し、原爆投下により、207名の生徒と7名の教職員の尊い命を奪われ、校舎は全焼しました。
このような恐ろしい核兵器として利用された原子力は、あれから76年経った今、世界でも、この日本でも、まだまだ利用されています。

今回は、76年前に長崎で起こった事実を、少しでも多くの方に知っていただき、原子力のありかた、原爆の悲惨さ、平和とは何かを考える機会になればと思い、終戦記念日の今日、同校及び著者の奥様であり、著作権継承者の竹中誠子様にもご了解をいただいたうえで、当時の生徒らが遺した被爆体験記『新版 焼身/著者 高木俊朗』を一部内容を抜粋してご紹介します。

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昭和二十年八月九日。
この日も、朝は霧が深かった。午前七時ごろ、日ざしが強くなるにつれて、浦上川から港の岸にかけて残っていた霧が次第に晴れ、市街や工場がはっきりとその形をあらわしてきた。静かで、さわやかな朝であった。だが、すぐに暑くなった。長崎海洋気象台の記録によると、日中の風は 東南から西南に変わり、気温は午前十一時には二十九度八分にのぼった。典型的な真夏の一日となった。

寄宿生たちは二列縦隊を作って、大橋町の三菱長崎造船所第三部品工場に向かった。学校から 三百メートルの距離であった。工場の正門をはいるときには、号令をかけた。
「歩調とれ」生徒たちは緊張して歩調をとって、なかにはいった。それから、いつものように、生徒たちは受持ちの分工場へ行って仕事をはじめた。
ひとりだけ、持場に行けない生徒がいた。専攻科の池田輝子で、腹痛におそわれていた。深堀修道女が哀れに思って、「早引きしてよろしいから、帰って休みなさい」と、いたわった。池田輝子は、成績はよくなかったが、すなおで、責任感が強かった。深堀修道女がすすめても、帰らなかった。
「みんなが働いていますから」池田輝子は、腹痛をこらえて、自分の持場に歩いて行った。

四年生の深堀静香は、機械の調節をしていた。手伝ってくれた二年生の山下八重に、たずねた。
「いま、何時ね」
山下は腕時計を見て、答えた。
「十一時十五分前」
「ああ、おなかがすいたね。きょうは綾子先生 (深堀修道女)に、梅ぼしば、たくさんもらったけん、あげるね。」
山下八重はうれしそうにニコニコして「うん」と大きくうなずいた。

深堀静香が機械の調節を終わって、運転しようとしたとき、突然、ピカーッと電気のような光がひらめいて、目がくらんだ。同時に、ものすごい音がひびいた。深堀静香は、隣の鋳物工場が、また爆発したと思った。急いで裏口に逃げようとすると、いろんな物が飛んできて、からだにぶつかった。深堀静香は床に身を伏せた。ばらばらと何かが落ちてくる。
「あいたァ」目をあけると、まばゆい電光のような光がいっぱいになっていて、何も見えない。あわてて、機械の下に頭をつっこんだ。激しい物音と、すさまじい振動がつづいている。重い物が、からだの上にどかどかと落ちた。近いところで、「かあちゃーん、かあちゃーん」 と、叫ぶ声がしたが、それが遠くなったと思ううちに、気を失った。

次回に続く―――――

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趣味の園芸~サンスベリア~

 サンスベリアは、特に好きな観葉植物の1つで、朝倉オフィスには6種10鉢のサンスベリアを置いています。
 サンスベリアは、空気清浄効果が最も高い観葉植物で、風水的にも邪気などの悪い運気を振り払うと言われているのを知り、興味を持ちました。
 これまでは定番のローレンティのまっすぐ葉を伸ばす姿と葉の模様が好きで、他の種類には目がいかなかったのですが、昨年からは違う種類を店頭でみつけると入手するようになりました。
 一番最近入手したのは、ケニアという種類で、最初はどう生長していくのかがイメージできなかったのですが、葉と葉の間から新しい葉が出はじめ、葉が増えていってどんな形になっていくのか楽しみにしています。
 サンスベリアは、乾燥に強く、ほとんど栽培に手間のかからない観葉植物で、初心者におすすめとよく言われていますが、これまで、根腐れさせて何鉢も枯らしていて、水やりにはとても気をつけていたのですが、最近、葉の根本を腐らせ(葉水が原因だと思われます)、枯らしてしまいました。
 生育期の水やり不足で、葉がしわしわになり、復活させるまでに時間がかかった鉢もあり、なかなか苦戦しています。
 とはいえ、種類にもよりますが、生育期の生長はとても早くて、目に見えて生長を実感できるので喜びも多い植物です。おすすめです。

  
【2021年7月の朝倉オフィスの出張相談のご案内】

 朝倉オフィスでは、毎月筑前町コスモスプラザ(福岡県朝倉郡筑前町篠隈373番地)で無料法 律相談会を実施しております。

【7月の相談会の日程】

 2021年7月13日(火)13:00~16:30 (筑前町コスモスプラザ)
 (定員)3名(1名1時間)

 相談ご希望の方は、電話予約制(申込み順に受付)となっておりますので、朝倉オフィスまでお電話下さい。

 朝倉オフィス ℡0946‐23‐9933(平日9:00~17:30)

【朝倉オフィスでの法律相談について】

 平日の夜間または日曜日にもご相談をお受けしております。
 お電話でお問い合わせください。 
           
朝倉オフィス事務局

ローレンティ

ローレンティ



ケニア

ケニア


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朝倉市公営住宅で2017年7月の九州北部豪雨災害からの生活再建状況に関する聞き取りアンケートを実施しました

2021年4月、朝倉市の公営住宅で聞き取りアンケートを実施しました。2017年7月の九州北部豪雨は本年(2021年)で発災から4年が経過します。
 朝倉市が策定した復興計画では、本年(2021年)は「再生期(復旧期と連動し、復旧期に取り組んだ残りの復旧を進めるとともに、被災前の活力を回復し、地域の価値を高める期間)」の2年目と位置付けられています。
 朝倉市は2017年12月に被災者の方々を対象としてアンケートを実施していますが、それ以降は実施しておりません。また、朝倉市社会福祉協議会が設置した支えあいセンターも2021年3月をもって閉じられました。
 このように、被災者の方々の声を直接届ける機会は減ってきています。
 他方、復興計画が進む中で被災者の方々は復旧工事に伴う換地や土地収用など新たな問題に直面しています。また、災害公営住宅での生活はやはり今までの生活とは勝手が違い、日々小さなところで苦労を感じているようです。
 アンケートを実施して特に感じたのは、被災者の方々から地元へ戻ることへの諦めの声が多かったことです。高齢の被災者の方は特に「元気なうちに復旧工事が終わる気がしない」「今さら戻っても年を取ればすぐに施設などに入り地元を離れなければならない」といったご意見がありました。
 新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言も発令されており、アンケート実施には苦慮しているところではありますが、引き続き、被災者の声を届けるべく活動を続けていきたいと思います。
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弁護士 坂口裕亮(朝倉オフィス)

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本部オフィス事務局内での勉強会

先日、本部オフィス事務局内で勉強会が行われました。

私個人的には今月で入社して1年が経ち、初めての法律事務の業務や、コロナウイルスの世界的な流行、それに伴う業務対応など様々なことを経験し、業務の幅も当初よりは広がる中、現状を見直し、今後のステップアップにも繋がる勉強会となりました。

勉強会ではまず書面のチェックの仕方、チェック項目やチェックする順番、ポイントについて解説があり、その後実際にその場で書面チェックをし、皆で答え合わせと意見交換を行いました。実務経験を重ねた事務局の視点や意見は経験の少ない私にとって非常に学びのあるものでした。

続けて会計業務について、実際の会計資料を基に会計の流れの解説がありました。普段行っている会計処理がどのようにまとめられ、どのような指標になるのかを体系的に知ることができ、自分の会計処理の流れやスピードを見直すきっかけになりました。

今回の勉強会は実際の資料を基に実践的に進められたため、普段行っている業務と重ねて理解しやすく、非常に勉強になりました。作成された資料を大切に使い、より丁寧で効率的な作業ができるよう精進していきたいと思います。

本部オフィス(福岡市東区)事務局・I

 

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1/20 事務職員研修

コロナ禍でなかなか開催できなかった事務職員研修ですが、今回WEBにて、当法人の木下淑文社会保険労務士を講師に迎え開催されました。

テーマは「社会保険」。社会保険とは何か、どうしてこのような仕組みがあるのか、社会保険の種類や加入要件、保険料の仕組みや主な給付(年金を除く)について学びました。また、給与から毎月天引きされている社会保険料の算定の仕方について、実際に給与明細と保険料額表を見ながら確認しました。

社会保険は社会保障制度の一つで国民の生活に深く関わり耳にする機会も多く何となくは理解しておりましたが、特に労働問題とも関わりの大きい労働保険(雇用保険、労災保険)については、失業と離職の違いや離職理由の重要性、各種要件等、知っているようで知らなかったことも多く勉強になりました。

年金制度についても、複雑で難しく感じ苦手意識があるため今後学んでいきたいです。

今回の研修で学んだことを実務にも生かしたいと思います。

 

本部オフィス(福岡市東区)事務局Y

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