昨年の九州北部豪雨災害の発生から、もうすぐ季節がひと巡りしようとしています。前回につづき、朝倉オフィスから、朝倉地域の今、そしてこれからをお届けします。
当法人では、昨年の災害発生後から、所員一同、自分たちに何ができるのかと悩みながらも、全体としてまたは個人として、支援活動に参加してきました。まず災害直後はとにかく現地へという思いから、泥出しなどの作業にあたりました。その後は、朝倉市で以前から母子支援の活動をされていた団体「きずな」からの協力要請もあり、相談業務を担当させていただくこととなりました。
なお、「朝倉災害母子支援センター きずな」については、こちらをご覧ください。
https://kizuna.localinfo.jp/
以来、現在も定期的に甘木や杷木町の仮設住宅に伺って様々な相談をお聞きしています。これまでに仮設住宅を出てからの不安、住家の被害認定についての疑問、被災前に交わした契約についてなど、たくさんの相談をお受けしました。不安な面持ちで相談に来られた方が笑顔で相談所を後にされる・・・、朝倉オフィスを開設して以来、地域の皆様の「駆け込み寺」としての役割を果たすべく、日々精進してきましたが、これほど朝倉オフィスを開設したことで、地域に僅かながら貢献出来たと感じたことはありませんでした。
朝倉オフィスは、これからも他の2オフィスととも、きずなをはじめ、様々な団体・個人と協同して、地域に貢献していきたいと思います。
朝倉オフィス事務局
(5/24原鶴温泉花火大会にて、朝倉オフィス事務局撮影)