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Monthly Archives: 8月 2020

宇美町 町制施行100周年

当法人粕屋オフィスは、福岡県糟屋郡粕屋町にあります。

同じ糟屋郡の宇美町が、本年(2020年)10月20日をもちまして,町制施行100周年という大きな節目を迎えられるとのことです。

町のホームページでは、100日前からカウントダウンをする「カウントダウン100」がスタートしていて、連日、宇美町にゆかりのある事業者の方や、町民の方々撮影した写真が掲載されています。

本日8月28日時点で、100周年まであと53日です。

宇美町は、大正9年(1920年)に、当時の宇美村、炭焼村、井野村、四王寺村が合併して宇美町となりました。

宇美八幡宮には、安産祈願やお礼参りに多くの方が参拝されており、境内には、樹齢二千年以上と推定される国指定天然記念物の2本の老大樟(くすのき)「湯蓋の森」と「衣掛の森」を始め、緑が生い茂っています。

私も、数年前に妻が子どもを授かったときに参拝して、境内の社に積まれた「子安の石」を“お産の鎮め”として預かって持ち帰り、出産後に、別の新しい石に産まれた子どもの名前等を記して、健やかなる成長を願い、お礼参り後に、預かった石と一緒に納めました。

地名の由来には、諸説あるようですが、應神天皇がこの地で誕生されたことから「産」が宇美になったという説や、「魏志倭人伝」に記されている「不彌(ふみ)国」から宇美になったという説があるそうです。

11月に予定されていた記念式典は、感染拡大防止のために中止を決断されたようですが、宇美町や町民の方々が企画した記念事業やイベントが実施されています。

当法人粕屋オフィスとしましても、宇美町地域交流センター(うみ・みらい館)をはじめ、糟屋郡内にて定期的に開催している巡回相談会など、微力ながら尽力していまいる所存であります。

町制100周年という節目を心よりお祝い申し上げますとともに、今後のさらなる発展をお祈りいたします。

 

弁護士 髙本 稔久(粕屋オフィス)

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8/26から巡回相談、再開します(粕屋オフィス)

粕屋オフィスでは、開設以来、定期的に開催しておりました糟屋郡各町での巡回相談について、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、本年2月下旬以降の開催を見合わせておりましたが、今月より、各会場の指導にそった感染防止対策を取りながら、再開することといたしました。
今週は、

8/26(水)13時~15時 宇美町地域交流センター(うみ・みらい館2階)

で相談会を実施いたします。相談は無料です。
高齢者や障害をお持ちの方、または交通の便が悪い方等、ぜひ、この機会に御利用ください。
相談御希望の場合は、前日17時までに当オフィスまでお電話にて御予約ください。予約なしでもご相談可能ですが、予約が入っている場合にはお待ちいただくことがあります。予め御了承ください。
なお、巡回相談の場合の相談時間は30分となります(最終受付14時半)。

次回、巡回相談は、9/16(水)志免町を予定しています。

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朝倉オフィス 「趣味の園芸」

朝倉オフィスの花壇を、イングリッシュガーデン風にしたいという野望を抱き、チェリーセージ、ラベンダー等、好きな草花を昨年の春から、NHKの「趣味の園芸」を毎週かかざず視聴して、手入れをしているところですが、道のりは遠く、春の花も終わり、紫陽花も剪定して、先月植えたポーチュラカの生育状況は思わしくないため、「ただ何か植物は生えてるね!」という状態の花壇になっています。

そこで、気分を変えて、今度は、事務所の中に観葉植物を置こう!と思い立ち、いくつか観葉植物を置きました。

所長に、「なんか、が増えましたね。」なんて言われながらも、毎日鉢の状態を確認したり手入れをしている時が私の癒しのひと時になっています。

緑色は、木や森などの自然の色で、安心感や安定、調和を表す色なので、心理的な効果としては、心や身体の疲れをいやす、疲れた目を休ませる、鎮静作用で緊張を緩和する、リラックス作用、穏やかな気持ちをあたえるというものがあるそうです。緑の効果で、ご訪問頂いた方に少しでもリラックスして頂けたら嬉しいです。

今後は、花壇の様子や観葉植物の成長状況などを当ブログで少しづつご紹介できればいいなと思っているところです。

 

朝倉オフィス事務局

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今週8/22、土曜相談です(粕屋オフィス)

粕屋オフィスでは、休日相談として、今週8/22(土)のご相談をお受けしております。

8/22(土)10~15時(4名様まで、最終受付14時)

時間帯によっては空きもありますので、相談御希望の場合は、前日の17時までにお電話にて御予約ください。

次回休日相談は、9/12(土)の予定です。

なお、粕屋オフィスでは、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、下記の対策を講じて相談をお受けしております。
・接触の機会を可能な限り減らすために、面談時間を通常より短くし、効率よく進めるために、予約時に概ねの内容をお聞きした上で面談にお越しいただくようにしています。
・面談相談時は、飛沫による感染を防止するため、換気扇を使用または窓を開放するなど換気に努めています。
・また、面談時の面談者間の距離を一定程度離し、また机上にアクリル製の対面パネルを設置しています。
・相談室には、除菌用のスプレーやウェットティッシュを備えておりますので、ご自由にお使いください。

粕屋オフィス092-719-0885

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祖母の被爆体験記~連載②

8/6付け本ブログの続きです。

私は被爆2世です。

父が生後4ヶ月のころに爆心地より4.5㎞の長崎市内の自宅にて家族で被爆したそうです。

当時の混乱で被爆者認定は受けていませんし、当然、父には被爆時の記憶はなく、今となっては当時の様子を知る父方の祖父母に話を聞くことも出来なくなりました。

母方の祖母も同じく被爆者です。原爆投下75周年を迎えるにあたり、減少する被爆体験者に代わって、今回はその祖母の被爆体験を残します。

 

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3 終戦、その後

終戦は玉音放送により知った。はっきりと全ての意味は分からなかったが、どうやら戦争に負けたということだけは理解した。当時の噂で、女、子どもはアメリカ軍に見つかれば、酷い目に遭わされ殺されると聞いていた。そのため終戦直後2、3日は、母と、森や人気のない場所を、目に見えない敵に見つからぬよう隠れ潜んだ。その間母と、「どげんしょうかねえ。」と今後を案じた。

その後もしばらくは疎開先の親戚の家に身を寄せていた。田舎だったためか、当時にしては比較的米などの貯えのある家だったが、戦争で充分に物資のない時代、母と二人、肩身の狭い思いでそこを過ごした。その家には、余所から蓄えを恵んでもらいに来る人もいたが、明日どうなるかもわからない時代に、余所様に恵むような心の余裕などなかったのか、余った米には虫が湧き、なんとも言えない饐えたような臭いが漂っていた。

 

―その時のことを祖母は、「時代がそうさせたとやろ。」と言っていた。―

 

長崎市内の自宅に帰り着いたのは、終戦を迎え1ヶ月が経ってからだった。自宅に戻ってみると、家のガラスはすべて割れ、家具や瓦もずれている。畳の繊維が爆風によってすべて峙って、雨漏りのために家の中にはきのこが生えて腐れており、とても靴を脱いで上がれる状態ではなかった。その為、やっとたどり着いた家の中のものは畳も家具も全て捨て、しばらく何もない床板の上で過ごすこととなった。

そんな状況から、ひとつずつ生活を建て直していった。

以上

 

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祖母は、帰り着いた故郷で祖父とともに開いた商売を晩年まで50年以上続けて、戦後の復興に貢献した一人だと、私は誇りに思っています。そんな祖母は自ら戦争を語ることはおろか、メディアで戦争や原爆の話題を見聞きすることさえ嫌っていました。私に被爆当時の話をしてくれたのも、晩年に近い年の93歳のころでした。当時を語る被爆者が高齢化により少なくなっていく現状の中、国の被爆体験を残す事業に協力することになり、被爆後70年を経て、ようやく当時の体験を残しておくこと決意をしたのだと思います。祖母ら被爆者の被爆体験は、長崎市の平和祈念館で閲覧することが出来ます。

私たち日本人の現在の平和な生活は、当時の犠牲とそれを乗り越え再建してきた人たちが積み重ねてきた努力のうえにあるものです。

現在、コロナ禍で戦っている、今を生きる私たちも、目に見えない敵の恐怖に脅かされ、心身ともに蝕まれていることがあるかもしれません。しかし、あの凄惨な原爆から復興してきた祖母たちのように、私たちはこれを乗り越え新しい未来をひとつずつ構築出来ると信じています。

 

コロナ禍の中、最前線で戦う皆様ありがとうございます。私たちの事務所はテレワークやこまめな消毒などで自分たちに出来ることからコロナ禍と戦います。まだまだ先は見えませんが、明るい未来を信じて頑張りましょう!!

 

本部オフィス(福岡市東区) 事務局S

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祖母の被爆体験記~連載①

私は被爆2世です。

父が生後4ヶ月のころに爆心地より4.5㎞の長崎市内の自宅にて家族で被爆したそうです。

当時の混乱で被爆者認定は受けていませんし、当然、父には被爆時の記憶はなく、今となっては当時の様子を知る父方の祖父母に話を聞くことも出来なくなりました。

母方の祖母も同じく被爆者です。原爆投下75周年を迎えるにあたり、減少する被爆体験者に代わって、今回はその祖母の被爆体験を残します。

 

本部オフィス(福岡市東区) 事務局S

 

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1 自身について

大正9年生まれ。父親、兄二人は、結核などの病気により戦前に若くして他界。その後は母親と二人、爆心地より5㎞の長崎市内の自宅にて生活していた。

2 原爆投下前後の足取り

戦争が終わりに近づき激化したことから、佐賀県鹿島市に母が疎開した。

昭和20年8月8日の夕方、疎開先の母に着替えを持って行き、その日はそのまま疎開先に宿泊した。

昭和20年8月9日11時2分、「ドーン」という大きな音と共に衝撃を受ける。「なんやろうか。」と母と心配しあったが、すぐには情報が入らない。しかしその日のうちに、長崎市に大きな爆弾が落とされたと人づてに聞いた。

昭和20年8月10日、自宅や勤務先の会社が心配になり、身を案じて引き留める母を残し汽車で長崎市へ向かった。途中で汽車から降りて草むらに隠れるようなこともありながら、汽車で行けたのは長崎市の道ノ尾駅まで(爆心地より3.8㎞)。仕方なくそこで下車し、駅員には行かないほうがいいと言われたが、自宅に向かって線路伝いに歩き出した。

爆心地に向かうにつれ、周囲に目を向けることも憚られるほどの地獄のような惨状が広がっていった。汚れたような、酷い怪我や火傷をした人が列をなして徘徊していた。うずくまり、倒れ、生きているのか死んでいるのかも分からない担架に乗せられた人がそこら中に並べられた光景を目の端に、もはや道とは言えないみちを、熱気と臭気で気分が悪くなりながら、なるべくその光景を目に入れないよう、耳に入れないように下を向いて目的地の自宅を目指した。

やっとの思いで大橋(爆心地より1㎞)の手前まではどうにか辿り着いた。が、あまりにも果てしなく続く惨状に、ここから先は行かないほうがいいと言われたことで、急に恐ろしくなりその先を進むことを断念して再び下車した道ノ尾駅へ引き返した。

道ノ尾駅で帰りの汽車に乗ろうと待ち続けるも、「怪我人が先!元気なものはあと!」と汽車が到着する度に言われ続け、早く母の元に戻りたいのになかなか乗車出来ない。そうこうして何台も汽車を見送り、すっかり日も暮れたころに、旧国鉄の知り合いの名前を出して懸命にお願いしたところで、ようやく一番最後の車両に乗り込むことができた。

しかし、その車中でも周りは包帯を巻いた酷い怪我や火傷を負った人ばかり。自身には目立った怪我もないことで、一層居心地が悪く、ここでも何も目に入らぬよう、耳に入らぬよう悪臭と混雑のなか、身を小さくして到着駅まで過ごし、どうにか疎開先の鹿島に帰り着いた。

~次回、「3 終戦、その後」をご紹介します~

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ふるさとWish~今週、新宮町・久山町!

地元民放のKBC九州朝日放送が、福岡県内60市町村を巡回し、1週間にわたって現地に「張りつき」、朝夕の情報番組や番組間のスポットを通じて、名所・名店、学校など各地の魅力を届けてくれています。

昨2019年1月にスタートして、今年3月に1巡しましたが、6月から、「2周目」がスタートしており、2周目は、隣接する2自治体ごとの紹介となっているようです。

今週8/3~9は、6/15~21に紹介された粕屋町・篠栗町につづいて、糟屋郡の新宮町・久山町が紹介されています。

久山町にある大きなショッピングモールは有名ですが、そこから、ほど近いところに「猪野川(いのがわ)」が流れています。とても澄んだ川で、子どもが幼少の頃は、保育園の遠足やグループで、川遊びやセミ取りなどをして楽しんだところでもあります。テレビで流れる映像をみながら、久しぶりに足を運んでみようかと思っているところです。

コロナの感染再拡大傾向は心配ですが、外出に十分な予防と心構えで、皆さんも、しばし涼みに行かれてはいかがでしょうか。

 

明日は、広島に原爆が投下された日。平和について考える日です。

本ブログでは、職員が語り継ぎたい被爆体験記をお届けする予定です。

 

粕屋オフィス事務局

 

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8/8「種苗法改定から見える食と農の危険性」勉強会のご案内

※8月8日の勉強会はコロナ感染拡大防止のため中止となりました。また開催となった際にはお知らせいたします。

 

皆さんは、「種苗法」という法律を、ご存じでしょうか。

「種苗法」は、農産物や園芸植物の特許制度と、たねや苗の流通ルールを定めた法律です。私も含めて農業関係者でない一般の人にはなじみがなく、知らない方も多くいらっしゃるかと思います。

この種苗法の改定案が、コロナ禍の通常国会で提出されたものの、強行採決が見送りとなり、継続審議となっています。

種苗法の改定案は、これまで農家に認めていた種苗の自家採種を原則禁止にするという(=自分の畑でとれた種を翌年使ってはいけない)大きな方針転換を伴う改定案で、これまで複数の自治体の議会において、種苗法改定に反対の意見書を国へ提出するよう求めた請願も採択されています。

種苗法の改定によって、私たちの食の安全安心が脅かされるのではないか、そう危惧された福津市民の方と福津市議の方が中心となって福津市内で種苗法改定の学習会を開催されています。

その第2回の学習会に講師として参加をさせていただくことになりました。詳細は以下のとおりです。

日 時  8月8日(土) 10時~12時(開場9時50分)

場 所  福津市中央公民館研修室1(2F) 福津市手光2222

参加費  300円(会場費として)

内 容  種苗法改定から見える食と農の危険性~こどもの健康と未来を守るために~

 

私からは、種苗法の改定の内容とその背景、先立つ種子法の廃止などについて簡単にお話をさせていただく予定です。

「食の安全安心」には詳しくないのでそのあたりのお話はできないのですが、学校給食の残留農薬について検査を実施しその改善のために教育委員会との話し合いをすすめている農事組合の方やその他参加者の方より、食の安全安心という観点からお話をいただけるそうです。

 

当日は、参加者の方と一緒に食の安全安心、子どもたちに残したい日本の農業や農産物について考える機会にしたいと思います!コロナ対策もされているそうなので、関心、興味をお持ちの方はお気軽にご参加ください。

 

弁護士 小出真実(宗像オフィス)

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