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2/18かすや上映会「国民の選択」開催のご報告とお礼

東日本大震災、福島第一原発事故から13年が経とうとしています。

フクシマを忘れない3.11かすや上映会実行委員会では、毎年3月にサンレイクかすや(福岡県粕屋町)で震災や原発に関する映画の上映会を行っています。今年は、会場の都合で2月18日の開催となりましたが、糟屋郡内外より100名以上の方にご参加いただきました。

映画「国民の選択」では、原子力発電所存続の国民投票を前にした、原発のある町に住む家族が、原発の是非について、勉強しながら向き合っていくというものでした。日本の電力供給源、エネルギー資源の問題、原子力発電の構造など、多くのことを学ぶことができ、また、これから学んでいくきっかけとなる素晴らしい映画でした。

映画の後には、後藤富和弁護士による講演会「気候変動と脱原発~再生可能エネルギーの可能性~」も実施されました。原子力発電に頼らずとも電力供給は賄えること、電力が余っていることなど、わかりやすく、かつ、面白くお話ししていただきました。参加者の方との白熱したディスカッションも行われ、大盛況でした。

来年も上映会を開催いたします。詳細は決まり次第、ご案内させていただきますので、ぜひぜひご参加ください!

本上映会に準備段階からご協力いただいた皆様、また、後援・協賛を賜りました糟屋郡の各自治体・教育委員会、団体の皆様に心よりお礼申し上げます。

 

弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)

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NPO法人九州アドボカシーセンター設立20周年記念講演・シンポジウムが開かれました

2024年2月17日、当法人が運営に関わるNPO法人九州アドボカシーセンターの20周年記念講演・シンポジウムが開かれました。

九州アドボカシーセンターは、2004年の法科大学院制度の発足と同時に設立され、法科大学院と連動して、各地の人権課題に取り組む弁護士を系統的に要請することを目的として、九州各県の有志の弁護士や法律事務所の協力のもとに設立されたNPO法人です。

講演会には、憲法価値を実現できる真の法律家・行政官伊藤真先生をお迎えし、司法制度改革の現状と課題・今後の展望について語っていただきました。

司法制度改革の一環である法科大学院制度は、当初、豊かな人間性や感受性、幅広い教養と専門的な法律知識、柔軟な思考力、説得・交渉の能力に加え、社会や人間関係に対する洞察力、人権感覚等を備えた法曹を養成することを目的とし、法学部出身者以外の人材も広く法曹として受け入れようとしていました。しかし、この20年で社会人経験者や他学部出身者の法科大学院入学者は10分の1ほども減少しています。また、弁護士の激増によりそれぞれの弁護士が事務所の経営維持にコストを割かざるを得ず、法科大学院制度の目的であった人権課題への取り組みが下火になりつつあります。

私自身、司法制度改革が始まって以降に弁護士を目指した身であり、伊藤先生のお話を実感を持ちながらお聞きすることができました。豊かな人間性や人権感覚を持った法曹を育成する機会は司法試験までに限られたものではないと思います。私自身、弁護士になって約8年間法律知識だけでなく社会のありようなど多くのことを学びましたし、これからも学んでいくものと思います。

九州アドボカシーセンターは、司法試験を目指してから法曹になってからも継続して人権感覚を持った法曹を育成し続けてきており、今後も活動が発展していくことがより人権擁護、憲法価値の実現につながると思います。

弁護士 坂口裕亮

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一番乗り

美術館へ今年最初に行ったのは、晴天の日曜日。寒さも緩んでいたため、美術館横の公園はジョギングする人や海外からの観光客で朝から活気にあふれ、私は「美術館も人が多いだろうな」「もう少し早く来るべきだったかな」と思いつつ、足早に向かいました。

思いがけず一番乗りで到着し、開館待ちの行列もそれほど長くはならなかったので、ゆっくりと鑑賞することができました。今回の展覧会は撮影可能だったので、せっかくの機会にと、誰もいない展示室も撮影してきました。
終始一番最初に作品を見て回ったため、色んな位置から鑑賞することができ、独り占めしたようなとても贅沢な気分を味わえました。

今回の展覧会も前売券は電子チケットで購入し、スマートフォンのお世話になりました。ところで、総務省が行ったアンケートによると、70歳以上のスマートフォン等の利用率は40%ほどだといいます。
自治体発行のプレミアム付き商品券は紙での発行を続けるのかデジタル化を推し進めるべきかといったことも昨年話題になったように、今後も様々な分野でデジタル活用について議論がなされるのでしょう。デジタル化による恩恵はますます大きくなると思いますので、その波に取り残される人がいないよう、しっかりとした施策をお願いしたいものです。

今回のように一番乗りとはいかないでしょうが、今月から開催されている博物館での展覧会の方も前売券を購入しているので、いついこうかと楽しみにしています。

本部オフィス(福岡市東区)事務局S

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特別講演は「気候変動と脱原発 再生可能エネルギーの可能性」~かすや上映会2024④

新年早々、地震、津波、航空事故と言葉を失うニュースが続きました。

発災より一月が経とうとしておりますが、被災された地域・住民の皆さんに一日も早く安らぎが訪れることを祈っております。

昨年9月より準備に着手しました「国民の選択」上映会も実行委員会を重ね、概ねの準備を整えて、当日、会場にて皆さんをお待ちしております。

上映後、引き続き予定されている特別講演では、弁護士の後藤富和さん(大橋法律事務所、福岡市)をお招きし、「気候変動と脱原発 再生可能エネルギーの可能性」と題して、講演いただくことにしています。ぜひ、こちらもご参加ください。

日  時  2024年2月18日(日)15:00~(14:30開場)

会  場  サンレイクかすや 多目的ホール

糟屋郡粕屋町駕与丁1-6-1

主 催  3・11かすや上映会実行委員会

参加費  500円(高校生以下は無料)

 

弁護士 松嶋健一(粕屋オフィス)

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趣味の園芸~ハオルチア・オブツーサ~

ハオルチア・オブツーサは多肉植物で、丸い葉先の先端が透き通っているので、和名は「雫石(しずくいし)」。葉の透明部分から光を取り込んで成長します。日光があたると、キラキラ光るのがとても綺麗な植物です。

多肉植物には、春秋型、夏型、冬型とあって、その型によって水遣りの方法が違うのですが、ハオルチア・オブツーサは春秋型になります。

春秋型は、気温30度以上の夏と、気温10度以下の冬は断水し、夏型は気温10度以下の冬は断水、冬型は気温30度以上の夏は断水します。

昨年の夏は、私がハオルチアオブツーサを夏型だと思い込んでいて、じゃんじゃん水をやってしまっていました。枯れてしまうことはありませんでしたが、葉が少なく、細くなってしまいましたので、今年は気を付けてお世話したいと思っています。

風水では、外から幸運を呼び寄せる、家庭運を上げる多肉植物として知られていて、少し前には、人気で価格が高騰したようですが、現在は落ち着いているそうです。園芸店で見つけたら入手してみてはいかがでしょうか。大きさが極端に変わらないので、置き場所を選びませんし、邪魔にならず愛でられるのでお勧めです。

【2024年2月の朝倉オフィスの出張相談のご案内】

朝倉オフィスでは、毎月筑前町コスモスプラザ(福岡県朝倉郡筑前町篠隈373番地)で無料法律相談会を実施しております。

【2月の相談会の日程】

2024年2月13日(火)13:00~16:30 (筑前町コスモスプラザ)

(定員)3名(1名1時間)

相談ご希望の方は、電話予約制(申込み順に受付)となっておりますので、朝倉オフィスまでお電話下さい。

朝倉オフィス ℡0946―23―9933(平日9:00~17:30)

朝倉オフィス事務局

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解決事例のご紹介 負債整理~定年退職後であっても個人再生計画が認可された事例~

住宅ローンの残があるご自宅の所有権を確保しつつ、お子さんの教育費や生活費のためにできてしまった多額の負債を整理したいというご希望でした。個人再生が選択肢に浮かびそうですが、ご相談にいらっしゃった時点で、すでに定年退職後の再雇用期間中で、しかも数年後にはその再雇用期間も終了し、その後の就職先は未定という状況でした。

別の弁護士には、任意整理か破産と言われ、個人再生を提案しても相手にされなかったとのこと。

当法人では、ご自宅はアンダーローンではあるものの、清算価値は他の債務の総負債額よりも低いことが見込まれることと、ご本人は長年真面目に仕事のキャリアを積んでおられ、数年後の再就職先が決まっていないとはいえ、ないことはないだろうと考えて、ご希望どおり個人再生(小規模個人再生)申立て方針で受任いたしました。

再生計画案は、再就職先が見つかっていないという点を考慮し、生活費の節約に努めて、3年で返済する内容で申し立てをしました。

再生委員の先生と裁判所からは、やはり、再生期間中の退職が確実で、再就職先が決まっていないということで、厳しく見られました。しかし、最終的には、一緒には暮らしていないもののある程度安定収入のあるお子さんらの名義で、もしものときは援助する旨の誓約した陳述書を提出したことで、再生計画案が認可されるに至りました。

日本は超高齢化社会へ向かいつつありますが、60歳や65歳を過ぎてもお元気な方は増えているように感じますし、そういった方々の労働力に期待せざるを得ない状況でもあるように思います。今回の認可例は、こういった社会状況も影響しているかもしれません。

高齢で再生期間中の仕事が未定でも個人再生が認可された事例や、別居の親族の収入が考慮された事例は珍しいと思いますので、ご報告いたします。

 

弁護士 甫守一樹(本部オフィス 福岡市東区)

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新年のご挨拶(粕屋オフィス)

法人は今年20周年を迎え、粕屋オフィスは6月で開設5周年を迎えます。これまで地域のみなさまに支えられてきたからこそ、法人全体そして粕屋オフィスを維持することができております。今後も、地域のみなさまと深くかかわらせていただき、何か困ったことが起こったとき、相談したいと思ったときに、粕屋オフィスや私の名前を思い浮かべてもらえるよう、地域に密着して精進して参りたいと思います。

個人的には、今年、年齢の十の位が変わる年ですので、何事も迷いなく突き進んで行くことが目標です。

また、例年、サンレイクかすやで実施しております3・11東日本大震災・原発事故をテーマにした映画の上映会を今年は2月18日(日)に開催いたします。今年は「国民の選択」という映画を上映します。原発の是非について、ひとりひとりが考えるきっかけとなる内容となっており、学生の方でも観やすいものとなっておりますので、奮ってご参加ください。詳細は当法人ホームページでもご案内させていただきますのでそちらをご確認ください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

弁護士 松嶋 健一(粕屋オフィス)

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新年のご挨拶(朝倉オフィス)

昨年は7月に久留米市を中心とした豪雨災害が発生しました。朝倉市・東峰村でも被災された方がいらっしゃいました。平成29年7月九州北部豪雨朝倉被災者を支える会でも、福岡県内でボランティア活動をされている団体へ、会員の方々を中心にご寄付いただきました。

気候変動問題が叫ばれるようになって久しい昨今ですが、自治体による復興・被災者支援は自治体によってまちまちのようです。何処に住んでいるかによって早期かつ十分な生活再建が実現できるかが決まるようなことはあってはならないと思います。今年は、同会が培った経験を他の地域に広める活動ができればと考えています。

私個人としては、弁護士9年目の年になります。昨年は私が1~2年目から携わってきた事件がいくつか解決し、時の流れを感じます。また、ここ最近は段々と求められる役割が変わってきたことを実感しています。これまではどこかで「若手だから」と諸先輩方に甘えていたところがあったかもしれませんが、今年は自らが旗振り役になれるように頑張っていきたいと思います。

弁護士 坂口裕亮(朝倉オフィス)

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新年のご挨拶(宗像オフィス)

私自身は奔流に在籍して10年あまりですが、法人の一員として法人設立20周年の節目を迎えることができ、嬉しく誇りに思います。事務所を支えてくださったご依頼者の方、原発なくそう九州玄海訴訟地域原告団しこふむ会、むなかた九条の会、新婦人宗像支部をはじめとする地域の皆様には改めて感謝申し上げます。

社会生活上の医師のような存在になりたいと志して弁護士になったときの初心を忘れず、これからも地域の皆様に適切なリーガルサービスをご提供できるよう日々精進したいです。

とりわけ精神障がいなど障がいのある方の権利擁護、相続や離婚など家族間の紛争、成年後見などの分野について、法的知見のみならず福祉や心理についての知見を深め、他分野の専門家とも連携しながら、地域生活のお役に立てるよう尽力して参ります。

弁護士 小出 真実(宗像オフィス)

 

法人設立20周年を迎えますが、これまで20年間という長きにわたって様々な活動を続けることが出来たのも、法人設立当初より紡がれてきた地域や団体、依頼者の皆さまとの繋がりがあってこそのものであるように思います。

私自身としましても、法人の一員に加わった当初より、このような繋がりに支えられていることを身に染みて感じながらこれまで職務にあたって参りました。

今後とも、多岐にわたる種類の事件に真摯に取り組み、市民の皆さまに寄り添う気持ちを忘れることなく、日々、研鑽を深めていく所存です。これからもご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

弁護士 陣内 隆太(宗像オフィス)

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新年のご挨拶(本部オフィス)

昨年は、いつもにましてあっという間でしたが、記憶をたどると日々の業務に加えて、長女の高校受験・入学・毎日のお弁当作り、趣味の韓国語の試験を計3回受験し、と何かと忙しかったのだと、今この瞬間に振り返っております。

このように昨年のことすらおぼつかない私ですが、来年は法人設立20周年を迎えます。20周年を迎えるにあたって、これまでの自分の業務や法人の活動を振り返り、それを今後10年、20年の未来につないで行けるように、いま何をすべきか、改めて考える良い機会にしたいと思っています。

弁護士 池永真由美(本部オフィス)

 

旧年中は多くの皆様に支えられ、当法人も私自身も、何とか過ごすことができました。

本年は、奔流設立20周年を迎えますとともに、私も弁護士登録してから干支一回りの12年を過ぎ、13年目を迎えます。

年を重ねるごとに月日の経過の早まりを感じますが、いつも気持ちは1年目と同じでいたいと思っています。

すべての出会いに感謝して、すべての相談者の方や事件に対して先入観を持たず。

依頼者の方への共感と相手方へのリスペクトを忘れず。

うまくいかなくても失敗してもへこたれず。

この社会が少しずつ悪くなっているとしても、絶望し過ぎることもなく。

今日も、明日も、自分は自分にできることをただやるだけです。

弁護士 甫守一樹(本部オフィス)

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